堀家一希・主演「世界は僕らに気づかない」、第17回大阪アジアン映画祭・コンペティション部門に入選
「第17回大阪アジアン映画祭」コンペティション部門の入選作品が発表され、株式会社レプロエンタテインメントが製作した映画「世界は僕らに気づかない」(主演:堀家一希、脚本・監督:飯塚花笑)が選出された。
「東京リベンジャーズ」“パーちん”役の好演が記憶に新しい
「第17回大阪アジアン映画祭」コンペティション部門の入選作品が発表され、株式会社レプロエンタテインメントが製作した映画「世界は僕らに気づかない」(主演:堀家一希、脚本・監督:飯塚花笑)が選出された。
堀家は、1997年11月21日生まれ、岡山県出身。近年では、ドラマ「君と世界が終わる日に」(NTV)、「俺のスカート、どこ行った?」(NTV)、「初めて恋をした日に読む話」(TBS)、映画『泣くな赤鬼』等の話題作に出演。21年公開の映画「東京リベンジャーズ」での“パーちん”役の好演が記憶に新しい。繊細さから力強さまで幅広いキャラクターを演じ存在感を発揮する若手俳優だ。
今回の大阪アジアン映画祭のテーマは「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」。暉峻創三プログラミング・ディレクターの下、アジア映画最新作の上映や多様なプログラムが実施される本映画祭は、今年で17回目を迎える。また、スクリーン上映に加え、過去に大阪アジアン映画祭で上映された作品のうち、今こそ世界に知られるべき作品を中心にピックアップした「大阪アジアン・オンライン座」でのオンライン上映も開催される。
本作が入選した「コンペティション部門」は、大阪アジアン映画祭の中核となる部門で、ジャパンプレミア以上となるアジア映画(日本映画を含む)およびアジアと深い関係を有する映画が上映。審査委員により、グランプリ(最優秀作品賞)、来るべき才能賞などが選定される。2021年は「いとみち」(横浜聡子監督)が入選、グランプリを受賞した。
堀家演じる主人公・純悟は、複雑なバックグラウンドを抱えている。フィリピン人の母親と2人きりの家庭で育ち、そのバックグラウンドを受け入れられず、周囲とぎくしゃくした関係にある。そこに思春期ならではの不安定な感情もプラスされた、難しい役どころを長編映画初主演の堀家が堂々と演じ切った。息子である純悟への深い愛情を抱きつつ、厳しい態度もとってしまう母親・渡辺レイナをスコットランド人の父親とフィリピン人の母親を持つGOWさんが演じる。