人気YouTuberのはじめしゃちょーが10日、都内で行われた「トムとジェリー」誕生日記念＆タリーズコラボ商品発表記念イベントに出席した。

　1940年、82年前の2月10日は、ネコのトムとネズミのジェリーが繰り広げるドタバタアニメーション劇の第1作「上には上がある」が初めて劇場公開された日。それを記念し、2月10日を「トムとジェリーの誕生日」として日本記念日協会に登録した。トムジェリとしては初の記念日設定となる。

　タリーズコーヒーとのコラボは2020年、21年に続く第3弾で、今回のテーマは「トムとジェリー　桜舞うスペシャルコーヒータイム」。トムジェリの世界観と桜を融合させたドリンクやフード、グッズが10日から提供される。

　昨年、ユーチューブ登録者数1000万人を突破したはじめしゃちょーは、「子どものころから母に見せてもらっていた。当時はかわいいネコちゃんとネズミちゃんがけんかしているなくらいできゃっきゃして見ていた」と出会いを回想する。

　大人になった今、トムジェリのやり取りはアイデアのヒントになっているそうで「映像を作っていると、すごい参考になる。（いたずらを）仕掛ける側のトムも天才ですし、仕掛けられる側のジェリーの返しも刺激を受けるというか、結構、参考にさせていただいています」と種明かしした。

　アニメ「ルパン三世」のルパン三世と銭形警部のやり取りも、トムジェリを参考にしているという名コンビぶり。

　長年世界中で愛されている理由についてはじめしゃちょーは「2人のキャラがかわいい。追う・追われる立場がしっかりしていて、かといってトムが一方的（に悪いわけ）ではなく、時にはトムがかわいそうだと思っちゃう回もある。どっちも愛されるキャラというのが、長年ファンに愛されるすてきな関係性だと思います」と分析。「2人の掛け合いが魅力で、これからも愛される作品だと思います」と不滅の人気に太鼓判を押した。