「骨は折れても、心は折れていません!」 “熱い男”青木優也が歩む復活ロード

昨年夏の北海道シリーズでバイクで移動した青木優也と宮本裕向【写真:宮本裕向提供】
昨年夏の北海道シリーズでバイクで移動した青木優也と宮本裕向【写真:宮本裕向提供】

ツーリング仲間の宮本裕向からはエール

 昨年11月に右足の腓骨骨折と右かかとにヒビが入る怪我を負った宮本裕向は、青木とツーリング仲間。昨夏の北海道ツアーを二人でバイクで回るなど、親しく交流している。

 今回の青木の怪我を宮本は、我がことのように心配している。「自分は2か月で復帰したけど、無理はしないでもらいたい。骨は治ったけど、一緒に痛めた腱がまだ痛い。まだまだ先が長いのだから、完治させて万全のコンディションで戻って来てほしい。元気になったらまた一緒にツーリングしようぜ」とエールを送る。

「無事これ名馬」というが、激しい試合をすればそれだけ怪我のリスクも伴う。だが怪我を恐れるあまり、腰の引けた試合をすればファンに支持されない。それは永遠の課題かも知れない。

「巨人の星」の星飛雄馬に似ていると言われる青木。欠場中でも瞳の中には、炎がメラメラと燃えているはず。

 復帰した時にはどれだけ熱くなっているのだろうか。太陽がギラギラする季節には、きっとまた青木の熱いファイトが見られることだろう。

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