2022年“新アニー”の山崎杏と山本花帆が“変化”語る「学校で立場が一気に変わった」

子役の山崎杏と山本花帆が7日、都内で行われた丸美屋食品ミュージカル「アニー」(4月23日~5月8日、新国立劇場・中劇場)オンライン制作発表会見に登場し、アニー役に対する意気込みを語った。当日は大人キャストも発表され、ウォーバックス役に葛山信吾、ハニガン役にマルシア、グレース役に笠松はる、リリー役に島ゆいかが配役されることが判明した。

ミュージカル「アニー」オンライン制作発表会見に登場したキャスト【写真:(C)NTV】
ミュージカル「アニー」オンライン制作発表会見に登場したキャスト【写真:(C)NTV】

アニー大人キャストには葛山信吾、マルシアら

 子役の山崎杏と山本花帆が7日、都内で行われた丸美屋食品ミュージカル「アニー」(4月23日~5月8日、新国立劇場・中劇場)オンライン制作発表会見に登場し、アニー役に対する意気込みを語った。当日は大人キャストも発表され、ウォーバックス役に葛山信吾、ハニガン役にマルシア、グレース役に笠松はる、リリー役に島ゆいかが配役されることが判明した。

 アニー役をつかみとった山崎は、両親が劇団四季出身というミュージカル一家で育った。オーディションを受けたきっかけについて山崎は「私が小1のときに両親にアニーを見せてもらって、感動して私も出演したいと思っていた」と語った。2回目のオーディションでようやく合格し、アニー役をつかみ取った山本は「1回目は1次審査で落ちてしまって、2回目で主役をもらえてすごくうれしかったですし、今でもびっくりしています」と緊張した面持ちで語っていた。

 報道陣から「ご自身がアニーと似ているところはどこですか」という質問があがると、山崎は「私は性格的に強気なので、けんかの立ち向かい方は似ているかもしれない」と話し、山本は「考え方が明るくてポジティブなのはすごく似ていると思います」と答えた。ほかにも「アニー役が決まってなにか変化はありましたか」という質問には、山崎が「学校でも『すごい』と言われたので、自分の立場が一気に変わった」と回答。山本は「学校で友達に『舞台が決まったよ』と言うとテンション高く喜んでくれたり、仲良くしてくれるようになった」と振り返った。

 また、山崎は「今年はアニー生誕100周年なので、今までにないアニーを笑顔で演じ切りたい」と抱負を述べ、山本は「見に来てくれた方にまた明日から頑張ろうという気持ちになってもらいたいです」と声を弾ませていた。

 同作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。日本公演は1986年に上演がスタートし、現在までに全国で約183万人もの動員を集めた。

※葛山信吾の「葛」の正式表記は、下部が「ヒ」

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