ちゃおガール、さくら学院を経て女優の道へ 主演に抜擢された18歳「奇跡みたい」

今後の目標を語った新谷ゆづみ【写真:荒川祐史】
今後の目標を語った新谷ゆづみ【写真:荒川祐史】

中学までは和歌山、高校を機に上京、大学には進学せず女優業に専念

 新谷は2014年、「ちゃおガール2014☆オーディション」で準グランプリを受賞し、漫画雑誌「ちゃお」のモデルとして芸能活動をスタート。16年に女性アイドルグループ「さくら学院」に転入し、18年には8代目生徒会長(リーダー)に就任し、19年3月の卒業まで務めた。女優になりたいと思ったのはいつごろなのか。

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「小学生のころからぼんやりとした思いはあったんですけども、どうしてもなりたいというほどの意志はなかったんですね。レッスンを受ける中、すごく楽しく思えて、中3の時にやってみたいと思いました。中学までは和歌山にいて、高校を機に上京したので、大きな決断でした。両親は活動を始めた頃からずっと応援してくれたので、頑張れました」

 女優業は3年目に入る。「グループ活動はお互いを高め合いながら、頑張れるというすごく素敵な経験でした。今は周りに人がいないからこそ、いろんな人ともっと関わりたいと思っています。自分の中で気持ちが揺らぐこともたくさんあるし、常に決断をしながらさまよっている最中ではあるんですけど、この3年間、インプットすることがすごく多い。今は現場に入ることが自分のためになっている。それをアウトプットできるようになりたい」。

 現在、高校3年生。帝京大学のCMにも出演しているが、大学には進学せず、女優業に専念する考え。今後については「すごく悩んでいるんです。ドラマや映画以外にも、旅行もしたい。そこから得られるものを作品に落としていきたい。日常も仕事も両立させて楽しめる人生を歩みたいです。『麻希のいる世界』は、普段日常の悩みとお仕事の悩みを考えるきっかけをくれた作品。主演作+自分の中で発見・学びがあって、これがあったからこそできることがある気がしているので、この先もずっと大切にしていきたいです。監督も『自信作になった』という言葉をくださったのですが、私にとっても、自信作になった気がします」と言葉に力を込めた。

□新谷ゆづみ(しんたに・ゆづみ)2003年7月20日、和歌山県生まれ。アイドルグループ・さくら学院の元メンバー。19年3月にさくら学院を卒業後、女優業を中心に活躍。主な出演映画作に「さよならくちびる」(19)、「小説の神様」(20)、「望み」(20)など。JFN PARK「新谷ゆづみのひとりゴト。」(隔週水曜日予定)好評配信中。身長157センチ。血液型O。特技:ダンス。

※日高麻鈴の「高」の正式表記ははしごだか。

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