3代に渡って続く占い師の家系に生まれ、「四柱推命」「九星気学」「神通力」をベースとした独自の占い方法「帝王占術」で鑑定を行う木下レオン。フジテレビ系のバラエティー番組「突然ですが占ってもいいですか？」に出演をして、その驚異の的中率と本人の熱いキャラクターが人気となっている。（取材・文＝高橋マナブ）

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　そんな木下が1月26日、開運や運命攻略法を詳細に解説する「木下レオン 帝王占術 決定版」を東京ニュース通信社から発売した。この書籍では運勢だけでなく、恋愛運や相性なども占える。今回、書籍の発売に合わせて木下がインタビューに答えて見どころを説明した。

　まず、今回の書籍について「ずばり、愛をメインテーマにつくりました。親孝行が大事なこと、先祖の供養が大切なこと、そして感謝の気持ちを忘れないでほしいという思いを込めてつくった本です。内容としては性格占いと2022年のみなさんの運勢をまとめています」と明かした。

　今年の全体的な運勢については、「五黄の寅と言って、36年に1度の寅年となります。五黄の寅はとても力の強い年となり、吉凶が混合して明暗がはっきり分かれる年になります。いままでの努力を天から判断されてぐんとお金がもらえるようになる人と、そうじゃない人できれいに分けられる年になると思います」と語った。

　また、運気をアップさせるための方法として、「教本によると、聖徳太子が必勝祈願をしたところ、寅の年、寅の月、寅の日に毘沙門天様が降りてきて秘術を教えてくれたという話が書かれています。今年は金運、財運、勝負の神様である、毘沙門天様に手を合わせることをおすすめします」と説明した。

　毘沙門天様に認められる人の特徴として、「もらったお金を自分のためだけに使う人には与えたくないと毘沙門天様はおっしゃっている。つまり親孝行とか、どこかに寄付をするとか、より良くお金を使える心の広い人にお金がついてくるということです」と明かした。

　おすすめのお参りスポットとしては、「京都府の鞍馬寺がおすすめです。私もお参りする予定ですが、自分の洗った毛髪を持っていき毘沙門天様の近くに置いてもらいます。毛髪は、『かみ』って言うじゃないですか。だから神様とつながっている部分と言える。その髪を置かせていただくことで開運を実現させます」と説明した。

　また、首都圏でおすすめのお参りをする場所については、「都内で最強の開運スポットは、浅草にある待乳山聖天です。ガネーシャ様もいるところで、浅草寺から歩いて15分ぐらい先にあるところです」と紹介をした。

　今回の書籍発売やテレビ番組への出演など、急激に知名度が上がったことについて、「どこでも声をかけられるので、自分のプライベートは無くなった部分はあります。しかし、僕はテレビに出演をして、手を合わせることや親孝行の大切さを皆さんに伝えたいと思っていたので、その願いがかなったのはうれしいことです」と話した。

　努力で運命を変えることができるという持論を持ち、帝王占術を使って人々に助言を与え続けている木下。今回の「木下レオン 帝王占術 決定版」も、多くのヒントが詰まった1冊となっている。