大野いと 酔った時も演技の参考に「その時の体の感じとか思い出しながら」
女優の大野いとが21日、映画「新卒ポモドーロ」の公開初日舞台あいさつに登場した。
映画「新卒ポモドーロ」の公開初日舞台あいさつ
女優の大野いとが21日、映画「新卒ポモドーロ」の公開初日舞台あいさつに登場した。
ITベンチャー企業を舞台にした就活ムービー。学生ではなく、採用する側の努力と苦心に焦点を当てており、大野は採用プロジェクトリーダーに抜擢された入社3年目の社員・川島美沙役を演じる。ダブル主演の渋江譲二、水石亜飛夢、松田るか、井上博貴監督とともにステージに上がった。
お気に入りのシーンについて大野は「印象に残っているシーンは屋台。本当の屋台で貸し切って撮影していた。ラーメンがおいしくて、トマトのおでんも今まで食べたことなくてすごくおいしかったです」と話した。
豪快な飲みっぷりが印象的な役で、大野は「飲むキャラだったので、『よく飲むね』みたいなシーンがすごく多かった」と振り返った。実際の私生活では「月に1回とかしか飲まない」という大野だが「でも、酔っぱらったことはたくさんあるので、その時の体の感じとか思い出しながら」と役作りに生かしたことを明かした。
一方、渋江は大野との会話の中で「渋江さんってぐでたまに似ているんですよね」と言われたことが一番の思い出になったと告白した。
大野は「今、記憶がサーッって思い出してきた。なんですかね、すごく一緒にお話していると柔らかくて、その時にぐでたまにはまってたっていうのもあるので、結び付けてしまったんだと思う。柔らかい感じとかが、すごくぐでたまのぐでぐでしている感じと、私の中ですごくマッチしました」と苦笑しながら理由を語った。
最後に「私の演じる美沙はたくさんの就活中の大学生と触れ合っていく中で、美沙自身も成長していくそういう姿が描かれていたんじゃないかなと思っています。少しでもいいので、『こういう映画あったよ』って友達とかに言っていただけたらうれしいです」と改めて映画の魅力をアピールした。