中村倫也、共演者の“台本チラ見”が好き「だいたい嫌がられるんですけどね」

俳優の中村倫也が18日、都内で行われた映画「ウェディング・ハイ」(3月12日公開)の完成披露試写会に出席した。

共演者の“台本チラ見”が好きな中村倫也【写真:ENCOUNT編集部】
共演者の“台本チラ見”が好きな中村倫也【写真:ENCOUNT編集部】

持論を展開「台本を見るとその人の人となりを見られる」

 俳優の中村倫也が18日、都内で行われた映画「ウェディング・ハイ」(3月12日公開)の完成披露試写会に出席した。

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 お笑いタレント・バカリズムが脚本を手がけた群像コメディー作品。結婚式を舞台に、絶対にNOと言わない敏腕プランナーが難題をクリアしようと奮闘する姿を描く。中村は結婚式を挙げる新郎の彰人を演じた。

 新婦役の関水渚との共演について聞かれると、中村は「関水さんをチラッと見たら台本にびっしり、いろんなことが書いてあって『すっげーな』と思った。僕は台本もらった状態よりちょっときれいになっているくらい真っ白」といい、「人の台本を見るのが楽しいんですよ。書き方とか、文字とかラインの引き方とか。自分のことしか考えていない人もいるしね。台本を見るとその人の人となりを見られる。台本を見るのはだいたい嫌がられるんですけどね」と語った。

“クセ者”がたくさん登場する映画とあって「クセ者だと思う人」と言い合うトークセッションでは、関水が「中村さんがずっと同じテンション。毎日穏やかで」と告白。中村は「褒められているのかな?」と笑いつつ、「起伏があったほうがいいと憧れるけど、昔からこんななので……。最近では、現場もオフだと思っている(笑)。誰も俺のこと見ていないし、と思って。今年は人の目を気にしますわ」と話した。

 また、中村が思うクセ者は「向井理」といい、「この中で1番クセが強い。ボケが分かりづらいんですよ。分かりづらいけど、そのボケを拾われると照れくさくなって下がってしまう。非常にクセ者ですね」と明かした。

 完成披露試写会にはそのほか、篠原涼子、岩田剛典、中尾明慶、向井、高橋克実、メガホンを取った大九明子監督も参加した。

次のページへ (2/2) 【写真】映画「ウェディング・ハイ」完成披露試写会の様子
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