女優の浜辺美波が主演を務めるカンテレ月曜ドラマ「ドクターホワイト」（午後10時）が17日からスタートする。

（以下、ドラマの内容に関する記載があります）

　同作は、謎だらけの女性と“クセ者医者たち”が織りなす一話完結の医療ドラマ。浜辺演じる雪村白夜は、記憶喪失で社会性が皆無にもかかわらず、天才的な診断能力を持つナゾの女性。ある時「高森総合病院」に運ばれた白夜は、豊富な医療知識で現役医師の誤診すら見抜いてしまう。

　白夜が運ばれた高森総合病院には、総合診断協議チーム・通称「CDT」が存在する。内科医、皮膚科医、脳神経外科医、精神科医など、各科を横断して患者の症状から正しい病名を協議するチームだ。知識を集結させたCDTには精鋭が集まるはずが、その実態はネチネチ系の精神科医・西島耕助（片桐仁）、プレイボーイな皮膚科医・夏樹拓実（勝地涼）、硬派で熱血な脳神経外科医・仙道直樹（高橋努）、研修医の佐久間新平（高橋文哉）など個性的でクセの強めなはみ出し者たち。白夜は風変わりな医師たちと共に、難しい症状でも病名を確定させ、患者の命を救っていく。

　17日放送の第1話では、白夜が医師をも凌駕（りょうが）する医療知識で患者の命を救う。医療ジャーナリストで月刊「メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴（柄本佑）は、ある朝、日課のランニング中に公園で倒れている女性（浜辺）を見つける。透き通るような肌と整った顔立ちの女性は、素肌にたった一枚、白衣をまとっていた。

　将貴は幼なじみの内科医で高森総合病院院長の娘、さらにCDTのリーダーでもある高森麻里亜（瀧本美織）に助けを求め、病院へ運び込む。目を覚ました女性は自らの名を「白夜」と告げた。白夜は検査結果を見ずに将貴の不調の理由を言い当て、さらには急患に対する外科の診断を「誤診です」と指摘する。その口ぶりは医療関係者のようだが、白夜は記憶を失っていた。

　将貴は友人で刑事の奥村淳平（宮田俊哉）に白夜の素性について調査を依頼する。そして行く当てのない白夜を自宅へ連れて帰った。両親を事故で亡くした将貴は、妹・晴汝（岡崎紗絵）と2人暮らし。晴汝は白夜を歓迎し、何かと世話を焼く。翌日、白夜と晴汝は買い物に出かけた先で体調が急変した人を目の当たりにする。搬送された高森総合病院で、白夜は医師たち相手に驚きの行動に出る。

　SNS上では「謎に包まれた白夜の活躍ぶりがとても楽しみ」「主人公の活躍が痛快そう」「ストーリー面白そう！　記憶喪失の謎とかだんだん明らかになっていくのかな」と期待の声が上がっている。17日初回は15分拡大放送。