岡田奈々を輝かせる努力と謙虚さ 念願の初優勝の先に見据える“ソロ”としての飛躍
STU48メンバーの躍進に母親心「私は4回出た甲斐があった」
4回目の出場でついに手にした「歌姫」の称号だが、「優勝という現実が受け止められていないです」とまだ実感が湧いていないことを明かす。
「自分が優勝だと思っていなかったので、(名前を)呼ばれたときは嘘だと思っていました。披露した2曲は過去イチ練習してきたので、そこには自信はありますけど、ほかのみんながすごすぎたので、本当に(優勝が)自分で大丈夫だろうかという気持ちです。自分が主役になりたいと言いながらも、どこかで自分じゃないかもなという不安な思いもありました。今回優勝することができて、うれしい気持ちと自分はまだまだだなという気持ちです」
デビュー10周年の節目で幸先よく歌唱力No.1決定戦を制し、「これをスタートにして、どれだけ1人で羽ばたいていけるか、どれだけ1人で強く生きて行けるか。まずは2月にAKB48グループ以外で初挑戦の舞台(Reading Pop『青い鳥』~メーテルリンク『青い鳥』より~)が控えているので、それを頑張ろうと思っています」と語った岡田。同時に、兼任するSTU48のメンバーがほかに4人ファイナリスト(ベスト8)に勝ち残り、「STU48のメンバーがこれだけ成長して、ファイナリストに残ってくれたことで、もう私は4回出た甲斐があったなと。みんなの成長をそばで見ることができて、一緒に喜びとか悔しさとか分かち合えて良かったです」と躍進を喜んだ。
“努力の天才”岡田は、「第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の優勝をステップに、さらなる進化を誓う。
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【写真】「AKB48/STU48」岡田奈々が優勝トロフィーを手にVサイン