首席卒業の実力派は“大和証券副社長の息子” 大会1位へ「社員1万5000人全員に」

吉本興業が11日、都内の神保町よしもと漫才劇場で「Up-T presents 神保町よしもと漫劇Tシャツグランプリ2022」開催を発表。「THE W 2021」で優勝を果たした「オダウエダ」、同大会のファイナリスト「ヨネダ2000」、2020年にNHK新人お笑い大賞で大賞を受賞した「令和ロマン」が囲み取材に応じた。

イベントに登壇した「令和ロマン」【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した「令和ロマン」【写真:ENCOUNT編集部】

令和ロマンは渡辺直美のブランド「PUNYUS」を“パクる”

 吉本興業が11日、都内の神保町よしもと漫才劇場で「Up-T presents 神保町よしもと漫劇Tシャツグランプリ2022」開催を発表。「THE W 2021」で優勝を果たした「オダウエダ」、同大会のファイナリスト「ヨネダ2000」、2020年にNHK新人お笑い大賞で大賞を受賞した「令和ロマン」が囲み取材に応じた。

 本コンテストは、1枚から作れるオリジナルグッズ制作サイト「Up-T」にて、11日から4月9日の期間中、神保町芸人・約120人がデザインしたオリジナルTシャツの販売をリアルタイムで競う大型バトル企画。賞金総額は30万円で、1位、2位、3位のほか、Up-T特別賞、応援ツイート賞が用意されている。

 オリジナルTシャツのポイントを聞かれた、ヨネダ2000の愛は「好きなものというくくりでデザインした。グラタン、メロン、クロワッサン、グレープフルーツが好きなので、頑張って書きました」とアピール。オダウエダの植田紫帆は、相方・小田結希の写真が大胆にプリントされたTシャツを着用して、「小田のグッズが、まだ吉本から出てないのは異常事態と思い勝手に作りました。ビタミンカラーに『Forever Love』と書かせていただきました」と相方愛を爆発させた。

 NSCを首席で卒業した実力派コンビ・令和ロマンの松井ケムリは、「渡辺直美さんのブランド『PUNYUS』の食べものの名前がローマ字で書かれているのをパクりました」とコメント。売るための戦略を聞かれると、父が大和証券の副社長であることを説明し、「社員1万5000人、全員に着てもらいます」と語り、賞金の使い道を聞かれても「全額寄付します」と、格の違いを見せて笑いを誘っていた。

次のページへ (2/2) 【写真】オリジナルTシャツをアピールするヨネダ2000とオダウエダ
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