声優の田中真弓が6日、都内で行われた映画「魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸 ―再会―」（7日公開）上映直前イベントに登場した。コスプレイヤーのえなこ、お笑いタレントのゴー☆ジャスも登壇。同作に対する思いなどを語った。

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　同作は冒険ファンタジー作品「魔神英雄伝ワタル」シリーズの最新作の特別編集版。戦部ワタル（田中）は、正体不明の敵ドバズダーとの戦いでバラバラになってしまった相棒の魔神・龍神丸（玄田哲章）を救うため、冒険に旅立つ。今回全国34館、3週間限定で上映される。

　同作の公開を聞いた田中は「大昔の作品がこんな風に公開できるとは、最初は信じられませんでした。短い間でしたが濃いファンが多かったんです。今までは何かしらの問題があってポシャることが多かった。今回も話半分で聞いていたんですが、映画になるとはびっくりでした」と驚きの声をあげ、「盛り上がっていたときも映画の話はなかったのでうれしい。うれしいな、うれしいな、ウクライナはどこ？」とゴー☆ジャスに“ネタ振り”。ゴー☆ジャスは「うれしいな、うれしいな、そーれウクライナ」と自身のギャグを披露していた。

　さらにゴー☆ジャスは「僕はワタルと同じ昭和53年生まれなんです。共に成長してる。そのころ、田中さんは伊倉（一恵）さんとラジオをやっていて、僕、そのラジオでハガキを読まれたことがあるんです。お会いできてうれしいです」と声を弾ませた。すると、田中も「そのころ見ていた子どもたちも、もう40前後になってるのかしらね。世の中を動かしているのはこの世代の方々ですもんね」と感慨深げだ。

　また田中は「今回、コロナで昔みたいに一緒にスタジオで撮れなかったんです。以前は共演者の台本にいたずら書きをしていたんですが、すれ違うときにやっと話せるという状態でした。そうすると同窓会のような雰囲気になりますね。共演者の顔をちょっと見たいからロビーで待っていたりしていました」と収録時のエピソードを明かした。

　えなこも「去年か一昨年前にコスプレやったをやったんです。昔の作品ではあるんですけど、今見ても面白い。キャラクターがかわいくてほのぼのとしました」と感想を述べた。