秋山真凜、中3でプロ断念も「72」で回る腕前 父、亡母を思い「ゴルフの価値を高めたい」
タレントでスポーツキャスターの秋山真凜(25)は、2022年の目標の1つを「ゴルフの価値を高める」にしている。自身のクラブを握ったのは5歳。父親で元福岡ソフトバンクホークス監督の秋山幸二氏(59)と一緒にゴルフをしたいからだった。小中学時代は全国大会で上位に入り、本気でプロを目指していたが、中3冬からの3年間は、母・千晶さんの介護を優先。その間に勉学に励み、上智大に入学した。卒業後は英語、韓国語の通訳を務め、現在はラジオパーソナリティー、ゴルフ中継に携わっている。昨年末には、ゴルフティーチング資格も取得。ベストスコア69、現在もハイレベルを維持する25歳が、歩んだ道のりとゴルフ愛を語った。
松山英樹マスターズ優勝で「どうすればすごさが伝わるのか」
タレントでスポーツキャスターの秋山真凜(25)は、2022年の目標の1つを「ゴルフの価値を高める」にしている。自身のクラブを握ったのは5歳。父親で元福岡ソフトバンクホークス監督の秋山幸二氏(59)と一緒にゴルフをしたいからだった。小中学時代は全国大会で上位に入り、本気でプロを目指していたが、中3冬からの3年間は、母・千晶さんの介護を優先。その間に勉学に励み、上智大に入学した。卒業後は英語、韓国語の通訳を務め、現在はラジオパーソナリティー、ゴルフ中継に携わっている。昨年末には、ゴルフティーチング資格も取得。ベストスコア69、現在もハイレベルを維持する25歳が、歩んだ道のりとゴルフ愛を語った。(取材・文=柳田通斉)
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秋山は真顔で言った。
「ゴルフがもっとメジャーなスポーツになってほしいんです。ラジオでも、どうすればゴルフをしない人に松山英樹プロのすごさが伝わるかを考えたりしています」
昨年4月、松山はマスターズで優勝した。日本男子で初めて海外4大メジャー大会を制した。だが、世間ではエンゼルス・大谷翔平の「二刀流で大活躍」ほどの盛り上がりはなく、国民栄誉賞候補の声も上がらなかった。秋山はそれがもどかしかった。
「大谷選手と同じぐらいに騒がれるかなと思っていたので、心が苦しくなりました。これからでも、多くの方にそのすごさを分かってもらうためには、ゴルフ人口を増やすしかないと思います。私も少しでも力になるために、昨年末にティーチングの資格を取りました。これを生かして、アマチュアの方にレッスンもしていきたいです」
手にしたのは、TPIレベル1。米国発で世界的に広がっているティーチング認定資格だ。
「取り急ぎ、レベル1から取りましたが、これから2、3と上げて、ジュニアからシニアまで幅広くレッスンしたいと思っています」