鈴木亜美、YouTubeで見つけた「自分らしさ」 止まらぬ“激辛愛”「生きがいがある」

YouTubeでの最終目標は「商品開発につながること」

 今ではすっかり“激辛好き”のイメージが定着しているが、自身の“特異性”に気づいたのはわずか数年前のことだった。バラエティー番組出演時に周囲の人が「辛い、辛い」と悲鳴を上げる料理を食べたとき、「あれ? 私平気だな」と気付いたようだ。

 とはいえ、辛いものが好きという自覚は昔からあったようで、「10歳のときにインスタントのラーメンに豆板醤を入れたのがキッカケ。いつもの味に飽きちゃって、入れてみたら赤くなっておいしかったんですよ」と当時を懐かしむ。

 YouTubeを始めたことで新規開拓のお店を訪れることも増えた。「こんなに世の中に激辛があふれてるんだなと思うと、すごくうれしいですし、生きがいがありますね」と目を輝かせる。一方で、「私の好きな激辛系のYouTuberさんが食べているメニューには、まだ挑めていません。私よりもっとすごい人がいて、まだまだ自分はそこまでじゃないって思っているので……。修行をしてもっと慣れていかないと」と笑った。

 今後については、「これが普段の私なんだという一面を見せたい。もっと自分の素の姿を見せられる方法はあるなと思いますね」と意欲的だ。「オリジナルなものを作って、商品開発につながることが最終的な目標。せっかく残すんだったら、それが最終的には形になったり、なにかの役に立つとやっている意味があるなと思います」とYouTubeに懸ける思いは強い。

「どんどんスキルアップして、真剣にやっていきたい」。“YouTuber・鈴木亜美”は強い覚悟で発信を続けていく。

□鈴木亜美(すずき・あみ)1982年2月9日、神奈川県出身。98年「ASAYAN」(テレビ東京)のオーディション企画で小室哲哉プロデュースでデビュー。「BE TOGETHER」(99年)など数々のヒット曲をリリース。その後も歌手、女優、DJと活動の幅を広げた。21年1月にはYouTubeチャンネル「鈴木亜美のあみーゴTV」を開設し、“素の姿”を発信している。

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