日本人初の民間人宇宙飛行士としてISS（国際宇宙ステーション）への渡航・滞在を成功させた実業家の前澤友作氏が24日、自身のYouTubeチャンネルを更新。児童養護施設に望遠鏡をプレゼントすることを明かし、称賛されている。

「【クリスマス】前澤サンタからのプレゼント」と題して、動画を投稿した。

　ISSの中から「今年もサンタクロースの季節がやってきました」「現在、宇宙におります」とサンタクロースの姿でスタート。日本の子どもたちにプレゼントを届けることを明かし、具体的な内容に言及した。

　プレゼントの対象となるのは、児童養護施設に入所している子どもたち。日本には604か所の児童養護施設があり、2万5000人の児童が暮らしていることを説明。昨年は全国304か所、一人あたり3000円までのプレゼントを贈ったことにも触れつつ、今年のプレゼントについて「お子さんたちから見た宇宙がもっと近くなればいいなという思いを込めて、児童養護施設さんに望遠鏡を1台ずつプレゼントしたいと思います」と語った。

　動画撮影の時点で全施設分の望遠鏡は準備完了。児童養護施設の関係者に向けて、動画の概要欄から申し込むように呼びかけた。

　コメント欄では「温かい気持ちになりました」「本当に有言実行のすごい人だ」「老若男女問わず全ての人に優しい人やな」「人として本当に素晴らしい」「次から次へと出てくるアイデアがいつも愛に溢れてる」などの声が上がっている。