お笑いコンビ、さらば青春の光の森田哲矢が「犬」を相方に特番を進行することになった。静岡朝日テレビでは、25日深夜0時から「森田と犬　SP」を静岡ローカルで放送。犬が犬目線（の高さ）で静岡県内を旅し、“トーク”もする異色のVTRに、スタジオにいる森田と柴犬の里見ワン太郎（声：かが屋・賀屋壮也）が、突っ込みを入れる超脱力系バラエティーだ。同局は、今年4月19日から深夜に4日連続で「森田と犬」を放送。視聴者から「終わらないで」「復活を」の声が相次いだことから、今回、スペシャル番組として帰ってきた。

　もっとも、静岡入りした森田は信じられないようで、ワン太郎から「第1弾、大好評でした」と報告がされても、「ウソつけ！」。それでも、「結局、今、視聴率が取れるのは、ラーメン、森田、犬」と胸を張った。

　そして、3本のVTRがスタート。スタジオにも出演しているワン太郎が、「最高のイス」を求めて静岡市内で旅をする中で、58万円のソファーに腰掛けたり、警察犬としても活躍する犬種、ベルジアン・タービュレンの2匹が伊豆市で「最高のホネ」を探したりする。そして、3本目では、犬に代わってウサギとカメが登場。VTR中にワン太郎が「シソンヌの2人（長谷川忍、じろう）にナレーターを」とネタばらしをして、森田が「キングオブコントのチャンピオン！」と突っ込みを入れている。ちなみにVTRでじろうとボケを重ねる長谷川は浜松市出身だ。

　収録後、森田は「今回も（VTRで）めちゃくちゃ笑いましたね！　前回はいろいろな犬の腰振りが見られましたが、今回は『森田と犬とおじさん』というタイトルでいいぐらい、いろんなおじさんが出てきます。あとは、僕とやり取りをする犬が本当にかわいいんで、それを見てほしいなと思います」とコメント。ワン太郎の声を務めた賀屋は「前回の内容よりさらに、『これ流して大丈夫？』という映像がありました。そして、静岡の魅力も出ていて、すごく楽しい内容になっているので、ぜひ、ごらんください！」と呼び掛けた。