誕生日やクリスマス、記念日など、恋人にプレゼントを贈る機会は意外と多いもの。世の恋人たちは、いくらくらいのプレゼントを贈り合っているのか。ウェブサービス事業を展開するウェブスターマーケティング株式会社が、恋人にプレゼントを贈ったことがある男女497人を対象に、「恋人に贈った最も高いプレゼント」に関するアンケート調査を実施。5000円の時計から約2000万円の高級車まで、幅広い回答が出そろった。

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　調査は11月24日～26日の期間、恋人にプレゼントを贈ったことがある女性351人、男性146人の497人を対象にインターネットによる任意回答で実施。調査対象者の年代別の割合は10代が1.4％、20代が30.2％、30代が40.8％、40代が18.7％、50代以上が8.9％となっている。

　これまで恋人に贈った最も高いプレゼント1位は、男女ともに「財布」。女性から男性へは上位から順に「時計」「服」「カバン」「靴」、男性から女性へは「カバン」「ネックレス」「指輪」「時計」と続いた。

　女性から男性への高額プレゼントでは「高級ブランドの限定生産の財布。池袋の百貨店にはなかったので、新宿の店舗へ行って購入しました（30代女性、10万円）」、「誕生日にあげた高級ブランドのクラッチバッグ（30代女性、12万円）」、「婚約指輪のお礼としてプレゼントした腕時計（20代女性、30万円）」などが挙がった。

　一方、男性から女性への高額プレゼントでは「誕生日に渡した高級ブランドの財布（20代男性、25万円）」、「ピンクダイヤモンドの婚約指輪です（30代男性、30万円）」、「クリスマスプレゼントにあげた高級ブランドの時計（40代男性、80万円）」とかなり高額な品も。80万円の時計を贈った人からは「彼女もここまで高価な時計をプレゼントされるとは思っていなかったようで、今まで見たことのないテンションで驚いていた」という体験談も寄せられている。なお、今回の調査で最も高額だったものは「約2000万円の日本製高級車」で、こちらはあまりに桁違いであったため平均金額の集計からは除外しているという。

　今回の調査で、恋人に贈った最も高いプレゼントの全年代平均金額は7万7051円。年代別平均額では、年齢が上がるごとに男性の平均額が女性よりも高くなる傾向も明らかとなった。調査では「『年齢を重ねるごとに男女の経済格差が広がる』という現実を反映しているのでは」、あるいは「男性は自分がもらうプレゼントの金額にあまりこだわらない」「そのため恋人に『高価なものが欲しい』と伝えることが少ないのかもしれません」と分析している。