観月ありさ、驚異の30年連続「連ドラ主演」 キャリア重ねて身につけた“臨機応変さ”
女優の観月ありさが、ABEMAとテレビ朝日が共同制作する年の瀬4夜連続ドラマ「奪い愛、高校教師」で主演を務めることが決定した(12月27日より4夜連続で放送)。15歳だった1992年に「放課後」(フジテレビ系)で連ドラ初主演。以降、「ナースのお仕事」(フジテレビ系)「斉藤さん」(日本テレビ系)といった人気シリーズも生まれ、今作で「30年連続の連ドラ主演」という快挙を達成した。
仕事への“ふわっ”とした姿勢「真面目すぎず決め込みすぎない考えで」
女優の観月ありさが、ABEMAとテレビ朝日が共同制作する年の瀬4夜連続ドラマ「奪い愛、高校教師」で主演を務めることが決定した(12月27日より4夜連続で放送)。15歳だった1992年に「放課後」(フジテレビ系)で連ドラ初主演。以降、「ナースのお仕事」(フジテレビ系)「斉藤さん」(日本テレビ系)といった人気シリーズも生まれ、今作で「30年連続の連ドラ主演」という快挙を達成した。(取材・文=東田俊介)
現在45歳になるが、10代の頃からいまだに「明るく、朗らかな」印象を持つ彼女。それだけ、肉体、メンタル的にも安定し続けているということだが、どういったマインドセットで過ごしてきたのか聞いた。
シリーズ最新作は「前代未聞」
「奪い愛、高校教師」は鈴木おさむ氏が脚本を手掛ける「奪い愛」シリーズの最新作。観月演じる星野露子は、ひとりの男性高校教師・三太(大谷亮平)をめぐり、婚約者の女性教師・華子(松本まりか)、そして娘でもある女子生徒・灯(岡田奈々)と「奪い愛」を繰り広げるという壮絶なストーリーだ。
「前代未聞ですよね(笑)。“三角関係”のお話は多いと思うんですけど、今回は“四角関係”。教育熱心で真面目な母親が、いつのまにか恋愛に目覚め、嫉妬の対象が子どもにも及ぶわけですから。ターゲットが男性にも娘にも及ぶっていう……見ている人も“感情の角度”に驚くことが多いと思います」
これまでさまざまな作品に出演してきたが、こうした“シリーズ物”に途中参加する際は、「顔には出さないけど内心びくびくしています」と苦笑いする。
「でも今回の作品は、これまでのシリーズをチェックして、確固たる世界観ができ上がっているドラマでしたし、テイストはつかみやすかったですね。スタッフのチームワークもできていたので、現場の雰囲気には比較的早くなじめました」