女子格闘家が“同業者との恋愛”メリット・デメリットを赤裸々公開 格闘家はチャラい
“元祖お騒がせ女子格闘家”KINGレイナの場合
ここまでメリットのほうが大きいと考える2人の女子格闘家を紹介したが、これらの意見とは真逆の考えを明かした女子格闘家が、計量の際の体重超過や判定結果への不服による号泣などで話題を呼ぶ、“元祖・お騒がせ女子格闘家”のKINGレイナである。
まず、「格闘家と付き合ったことは?」と問うと、「ありますよ」と答えたものの、「付き合うメリットは?」の問いには「デメリットしかないですよ!」と強調した物言いをされたからだ。
「確かにメリット・デメリット両方ありますよ。メリットは減量のこと。練習で普段、忙しくて時間が取れない。そこは分かるじゃないですか。お互いの練習環境が分かっているから。帰ってくるのも遅いし。週に一度くらいしかまともに時間が作れないことのほうが多い」
メリットに関しては、やはり3人とも似たような印象を受けたが、KINGの場合、デメリットの部分で浅倉・古瀬よりもむき出しの主張を展開した。
「デメリットはチャラい! タイプによりますけど、カッコよかったりするとチャラかったりしますよね。真面目な人は少ないかもしれない。チャラくない人はあんまり見ないですね。格闘家はチャラいと思います」
そこで浅倉が過去に2人の格闘家と付き合った経験があることを公にしていると告げると、「私は1人ですね」と答えた後に、「次はもう付き合わないと思った。1年半くらい付き合っていましたけどね」と続けた。
KINGの場合に限っては、DEEPの佐伯繁代表いわく、「KINGは基本、うそから始まる」だけに、この説をどこまで信じるかは微妙だが、それでもKINGは「(格闘家は)チャラい人ばっかりですもん。どう見てもチャラいじゃないですか。だってモテるから格闘家やっているのに」とキッパリ。
ちなみにKINGと古瀬は今月11日、東京・竹芝のニューピアホールでの「skyticket Presents DEEP JEWELS 35」に出場。KINGはTe-a(ティーエー)に一本勝ちし、復活ののろしを上げたが、古瀬は村上彩に一本負けし、来年への大きな課題を残した。
また、浅倉は大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.33」に参戦する可能性が残されているが、残り2週間を切った今、発表がないとなると、次なるファイトは来年に持ち越しになりそうだ。
いずれにせよ、もし会場やSNS、テレビなどで彼女たちのファイトを目にする機会があれば、その背景には独特ではあるが、実は一般の女性と変わらない、恋愛観や結婚観がある。それを思い出しながら試合を見ると、また違った側面が見えてくるに違いない。