女優の多部未華子が18日、都内で行われた、米アニメ映画「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」公開記念舞台あいさつに登壇。ほかにも、吹き替えキャストのムロツヨシ、芳根京子、宮野真守、乙葉、お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明が登場した。

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　同作は、全世界で600億円超の興行収入をあげ、2018年に公開された日本でも興行収入34億円超の大ヒットを記録した前作の「ボス・ベイビー」の25年後の世界を舞台に、ボス・ベイビーと兄のティムが、世界征服を企む悪の天才博士を止めるため潜入捜査に向かう姿を描く。多部はベイビー社から派遣されたトップスパイ・ボス・レディの声を務めた。

　洋画吹き替え初挑戦となる多部は、「前作は皆さん出ていらっしゃるので、今回私は新参者で登場したんですけど、緊張しました。どうでしたか？」と投げかけると、ムロが「バッチリです！」と答え、拍手喝采となった。ムロの言葉に一安心した多部は、「捲し立ててしゃべる活発な女の子だったので大変だったんですけど、楽しくやらせていただきました」と続けた。

　また、「今年の漢字二文字」を聞かれた多部は“環境”と書かれたパネルを披露。今年3月に第1子を出産したことを発表した多部は、「今年、子供が生まれたので、それが一番自分の中で、むしろ人生で一番大きかった出来事になって、環境が変わった。同じ道を歩いていても世界が違って見えるようになった」と説明。「今年自分が赤ちゃんを産んで、全赤ちゃんがかわいくて仕方なくて。この映画を見たときも出てくる赤ちゃんが、かわいくてかわいくて仕方がなくて」と母親である一面を見せ、「そんな作品に今年自分にとっても特別なこの年に参加させていただけて、すごく幸せで最高の1年が締めくくられて今日を迎えられた」と語っていた。