小池都知事、“オミクロン封じ”に「全力を尽くしている」 市中感染の可能性は否定

東京都の小池百合子知事が17日、都庁で行われた定例会見に出席。この日新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の陽性者が新たに2人判明したと発表した。

小池百合子知事【写真:ENCOUNT編集部】
小池百合子知事【写真:ENCOUNT編集部】

この日新たに2人のオミクロン株陽性者が判明

 東京都の小池百合子知事が17日、都庁で行われた定例会見に出席。この日新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の陽性者が新たに2人判明したと発表した。

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 前日16日には、米国から帰国していた20代女性のオミクロン株感染を都内で初めて確認。この日は、この女性の濃厚接触者になっていた20代男性と、海外から今月11日に帰国した男性の計2人のオミクロン株陽性が確認された。

 20代男性は12日に川崎市の等々力陸上競技場でサッカーの天皇杯を観戦。勤務先、家族など10人を濃厚接触者と認定した他、勤務先の同じフロア全員に検査を実施。天皇杯の周辺の席に座っていた感染者にも検査を実施しているといい、小池都知事は「封じ込めに全力を尽くしている」と話した。

 オミクロン株の市中感染の可能性について、小池都知事は「現時点で水際の対策で陽性・陰性、分析・解析をスピード感を持って疫学調査で追い切れている。市中感染という定義には入らないのではないか」と見解を語った。

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