松本まりかは「あざといと逆」 10代から知る内田英治監督が明かす女優魂
女優の松本まりかが16日、自身が主演する映画「雨に叫べば」の舞台あいさつ付き1日限定プレミア上映会に出席した。松本は「最後までニヤニヤして見ていただけると思います」と作品をアピールした。
監督役を熱演「監督の気持ちがわかりました」
女優の松本まりかが16日、自身が主演する映画「雨に叫べば」の舞台あいさつ付き1日限定プレミア上映会に出席した。松本は「最後までニヤニヤして見ていただけると思います」と作品をアピールした。
80年代・映画制作現場の衝撃の舞台裏を描く同作は「全裸監督」「ミッドナイトスワン」の内田英治監督の最新作で、東映・東映ビデオによる新たな映画フォーマットオリジナル配信作品。16日からAmazon Prime Videoにて有料オンライン公開された。公開を記念し行われたこの日のイベントでは、キャストが劇中の衣装で登場した。
松本は映画監督役を熱演。撮影を振り返り、「いつもは監督と対峙(たいじ)しているけど、主演女優から『これで行きたいわ』とやんややんや言われたり、プロデューサーからもやんややんや言われて、配給の怖い方からもやんややんや言われて、俳優もちゃんとやってくれない。監督の気持ちがわかりました」と監督目線で撮影に臨んだ感想を口にした。
メガホンをとった内田監督とは今回が2作連続のタッグ。松本が18歳で映画デビューした際からの付き合いで、内田監督は「松本さんが『あざとかわいい』というのをテレビを見ていたらやっていたけど、仕事の取り組み方はあざといと逆。10代から芝居というものを考えていた女優さん」と太鼓判を押した。
松本は「本当に褒めてくれないので、うれしい」と頬をゆるませながら「口では褒めてくれないですけど、作品に呼んでくれることは私にとってはとてもうれしい。頑張ります」と意気込んでいた。
松本のほかに、大山真絵子、モトーラ世理奈、 渋川清彦、須賀健太、高橋和也、内田監督が出席した。