UUUM、クリエータービジネス戦略の方針転換を発表 認知度向上に伴いニーズや方向性も変化
UUUM株式会社は、10月14日に発表した「2022年5月期 第1四半期決算説明および今後の事業計画や成長可能性について」資料を通じて、クリエータービジネスの戦略について方針を転換し「インフルエンサー・ギャラクシー事業」として進めていくことを報告したことを発表した。
「インフルエンサー・ギャラクシー事業」として進めることを報告
株式会社UUUMは、10月14日に発表した「2022年5月期 第1四半期決算説明および今後の事業計画や成長可能性について」資料を通じて、クリエータービジネスの戦略について方針を転換し「インフルエンサー・ギャラクシー事業」として進めていくことを報告したことを発表した。
UUUMの従来の戦略は新しい専属クリエーターを獲得すること、ネットワーククリエーターの中から新たな専属クリエーターを輩出すること、より多くの専属クリエーターに対して多岐に渡るサポートを提供することに主眼を置いたものだったが、UUUMによるクリエーターの環境整備、活動領域の拡大に取り組んできた結果、認知度や社会的地位は向上し、ニーズや方向性も変化。その中で、新たな中期戦略として、専属クリエーターに対しては、日常的なマネジメントサポートを超えて、それぞれのクリエーターが目指す世界観を生かしたビジネスを共創していくことを目指していく。
そのためにマネジメントの質を一層強化する一方で、マネジメント対象を「ビジネスを共創できるポテンシャルが高いクリエイター」と再定義。それに伴い、2021年12月現在、専属契約している約300組のクリエーターのうち約半数は、2022年春頃までをめどに順次、ネットワーク契約として新たな取り組み形態へと切り換わっていくという。
所属外のインフルエンサーとの取り組みも強化し、それぞれのインフルエンサーに合わせたサポートやマネタイズやビジネス共創の機会を提供していくことも明らかにした。また、クリエーター向けのサポートプラットフォームの強化、アドセンス中心の収益構造からアドセンス以外を伸ばす構造への変化推進も発表している。
インフルエンサー・ギャラクシー事業の直近事例としては、「六甲山アスレチック」「MARINESSブランド拡大に向けた会社設立と当社資本参加」「『脱獄ごっこ』の成功に象徴される当社独自のゲーム共創ビジネスモデル」が紹介されている。