新海誠監督、3年ぶり最新作「すずめの戸締まり」発表 主人公役は「オーディションもまだ」

映画監督の新海誠が15日、都内で行われた最新作の製作発表記者会見に出席。大ヒット作「君の名は。」「天気の子」に続く3年ぶりの最新作「すずめの戸締まり」を発表した。

フォトセッションに登場した新海誠監督【写真:ENCOUNT編集部】
フォトセッションに登場した新海誠監督【写真:ENCOUNT編集部】

大ヒット作「君の名は。」「天気の子」に続く3年ぶりの最新作

 映画監督の新海誠が15日、都内で行われた最新作の製作発表記者会見に出席。大ヒット作「君の名は。」「天気の子」に続く3年ぶりの最新作「すずめの戸締まり」を発表した。

「君の名は。」ヒロイン・宮水三葉役の上白石萌音、「天気の子」ヒロイン・天野陽菜役の森七菜とともに登壇した新海監督。この日2人を伴ったことについては「(主人公の)すずめ役はオーディションもしていないからまだ決まってない。今日この場をどうしようと思って、萌音ちゃんと七菜ちゃんに協力してもらった」と明かした。

「すずめの戸締まり」は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描いた、過去と現在と未来をつなぐ、“戸締まり”の物語。この日公開されたあらすじは以下の通り。

「九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、『扉を探してるんだ』という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが……

 やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。

――星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような、空があった――

 不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。」

 映画「すずめの戸締まり」は2022年秋、全国東宝系で公開予定。

次のページへ (2/2) 【写真】まさに両手に花 森七菜と上白石萌音の間でフォトセッションに参加する新海誠監督
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