「お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー2021」 総合大賞はガッツリ濃厚「雷そば」

千葉県松戸市にある雷 北松戸本店の「雷そば」が14日、都内で行われた「第11回 お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー 2021」総合大賞を受賞した。受賞した富田治氏は「師匠である東池袋大勝軒の故・山岸マスターも喜んでいるんじゃないか。ご報告したい思いでいっぱいです」と喜びの声をあげた。同商品は二郎インスパイア系の入門編として幅広いユーザーからの支持を得た。

富田治氏(雷そば)、プレゼンターのグルメイノベーション取締役の野間口兼一氏(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
富田治氏(雷そば)、プレゼンターのグルメイノベーション取締役の野間口兼一氏(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

「師匠の東池袋大勝軒の山岸マスターに報告したい」と喜び

 千葉県松戸市にある雷 北松戸本店の「雷そば」が14日、都内で行われた「第11回 お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー 2021」総合大賞を受賞した。受賞した富田治氏は「師匠である東池袋大勝軒の故・山岸マスターも喜んでいるんじゃないか。ご報告したい思いでいっぱいです」と喜びの声をあげた。同商品は二郎インスパイア系の入門編として幅広いユーザーからの支持を得た。

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 富田氏は「昔の大勝軒では、夕方になるとご近所の方が自宅の鍋を持ってきていた。残ったスープでつけめんを作って持って帰って食べていたんですね。その経験が生きていると思います。これからもご家庭で本物の味を食べていただけるように頑張ります。よろしくお願いします」と声を弾ませながら、頭を下げた。

「お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー」は、2011年に第1回を公開して以来、毎年1年間で最も売れた「お取り寄せラーメン」を部門別のランキング形式で発表。これまではウェブ上で大賞を発表してきたが、11回目となる今回は初めてイベント形式で実施した。イベントでは、2021年に日本中のラーメンファンを魅了した商品と店主が全国から集結した。

 新人大賞には中華蕎麦とみ田(千葉県松戸市)「濃厚豚骨醤油ラーメン(TOKYO X)」、ラーメン大賞には吉祥寺武蔵家(東京都武蔵野市)「家系 MAX(アジコメアブラオオメカタメノリ多め)」、つけ麺大賞は麺処 井の庄(東京都練馬区)の「辛辛魚つけめん」が受賞。まぜそば大賞にはscLabo(千葉県千葉市)の「濃厚煮干しまぜそば」、インスパイア大賞には同じくscLabo「豚らーめん」が受賞している。

 また今回のイベントでは、過去に3回以上大賞を受賞した“殿堂入り”を果たした店主に感謝状の授与が行われた。“殿堂入り”したのは俺の生きる道 白山店(東京都文京区)「夢のラーメン(味付脂付き)」、横浜家系ラーメン 作田家(東京都江戸川区)「暴君RA-MEN」、中華そば処 琴平荘(山形県鶴岡市)「中華そば」、風雲児(東京都渋谷区)の「つけめん」、魔人豚(埼玉県川越市)の「ラーメン(アブラ増し豚2枚)」。中華蕎麦とみ田(千葉県松戸市)の「つけめん」、雷 北松戸本店(千葉県松戸市)「雷そば」。

 さらに、今回はスピンアウト企画として、日本全国の有名ラーメン店店主312人の投票により“本当においしいラーメン店”を決定する企画、「JAPAN BEST RAMEN AWARDS 2021」の授賞式も行った。プレゼンターとして、人気YouTubeチャンネル「SUSURU TV.」のSUSURUも登壇。ランキング1位はらぁ麺 飯田商店(神奈川県足柄下郡)、2位が中華 蕎麦とみ田(千葉県松戸市)、3位に八雲(東京都目黒区)、同率4位に町田汁場 しおらーめん進化(東京都町田市)と煮干中華ソバ イチカワ(茨城県つくば市)が入賞した。

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