井上尚弥の勝利「1.02倍」に対し「11倍」 それでも挑戦者ディパエンは強気のKO宣言
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチは14日、東京・両国国技館で行われる。13日は前日計量が行われ、2団体王者・井上尚弥(大橋)がリミットの53.5キロ、挑戦者のWBA10位&IBF5位アラン・ディパエン(タイ)が53.3キロで、それぞれ一発クリアした。不利がささやかれる挑戦者だが、終始強気な姿勢を貫いた。
「明日は絶対世界チャンピオンになります」とモンスター狩り宣言
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチは14日、東京・両国国技館で行われる。13日は前日計量が行われ、2団体王者・井上尚弥(大橋)がリミットの53.5キロ、挑戦者のWBA10位&IBF5位アラン・ディパエン(タイ)が53.3キロで、それぞれ一発クリアした。不利がささやかれる挑戦者だが、終始強気な姿勢を貫いた。
きっちりと仕上げてきた。200グラムアンダーで計量クリア。ディパエンは「体はばっちり。心配はなにもない。明日は絶対いい試合になります。皆さん見ていてください」と翌日の決戦へ自信をのぞかせた。
ディパエンは2019年6月以来、2度目の来日。前回もKOで勝利しており、「今回もKOで勝ちます」ときっぱり。さらに「明日は絶対世界チャンピオンになります。おれは“密林のプレデター”(異名)じゃない。モンスターハンターだよ」と豪語した。
下馬評は井上が圧倒的に有利。英ブックメーカー「bet365」では井上の勝利が「1.02倍」に対し、ディパエンが「11倍」。英ウィリアムヒルでも井上の勝利「1.02倍」に対し、ディパエン「12倍」となっている。試合はABEMA、ひかりTVでPPV配信される。