YouTubeは11日、2021年日本のYouTube年間ランキングを発表した。

　ランキングは「国内トップトレンド動画」、「国内トップトレンド音楽動画」、「国内トップ登録者増加クリエイター」、「国内急成長クリエイター」、「国内ショート動画クリエイター」の5つ。これらのランキングは、2021年1月1日～10月31日にYouTubeにアップロードされた動画の中から、再生や共有、コメント、評価、シェアの数などを元にさまざまな要素で選出している。

　21年の国内トップトレンド動画は、9月10日に「HikakinTV」がチャンネル登録者数1000万人を達成し、その瞬間をファンと一緒に迎えたライブ配信「ヒカキンTV登録者1000万人行くまで生配信！(3分55秒からスタート！)」が1位。国内トップトレンド音楽動画では、YOASOBIの人気が今年も引き続き、「怪物」が1位にランクインした。

　女性クリエイターの活躍も目覚ましく、フィットネスクリエイターの「なるねぇ【笑けるダイエット】」と、女性2人組のエンターテインメントクリエイター「平成フラミンゴ」は、共に今年チャンネル登録者数100 万人を達成し、国内トップ登録者増加クリエイター入りを果たしている。

　また、ファッションやメイクなどの動画を配信する「とうあ」や「せいら」など、Z世代のクリエイターも国内急成長クリエイターにランクイン。

　7月に日本でベータ版としてローンチした短尺動画「YouTubeショート」では、フィットネスやラーニングなど、多様なジャンルのクリエイターたちが、縦型・短尺のフォーマットを活用して、新しい才能を発揮する場となった。

「学び」・「ラーニング」は、21年もYouTube動画の人気ジャンルの一つで、各種ランキング（音楽以外）においてトップ10入りを果たしている。