佐藤寛太、劇団EXILEの先輩に「圧をかけて」と呼びかけ 主演映画を「誰も見ていません」
劇団EXILEの佐藤寛太が11日、都内で行われた、主演映画「軍艦少年」公開記念舞台あいさつに登壇。加藤雅也、山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、大塚寧々、Yuki Saito監督も登場した。
映画「軍艦少年」公開記念舞台あいさつ
劇団EXILEの佐藤寛太が11日、都内で行われた、主演映画「軍艦少年」公開記念舞台あいさつに登壇。加藤雅也、山口まゆ、濱田龍臣、赤井英和、大塚寧々、Yuki Saito監督も登場した。
同作は漫画家・柳内大樹氏による同名漫画を実写化。長崎・軍艦島を舞台に、大切な家族を失った親子が生きる意味を見いだしていく、喪失と再生を描く珠玉の物語。佐藤は、最愛の母を亡くしてけんかに明け暮れる気の荒い主人公・坂本海星を演じる。
10日に公開初日を迎え、佐藤は「ほっと一安心です。キャストがそろって無事、誰も何も問題を起こすことなく公開をすることができて幸せです」と胸をなでおろした。
司会者から周りからの反応を聞かれた佐藤は、「劇団EXILEのメンバーは誰も見ていません。先輩たちに(見るように)圧をかけてください」とマスコミを通じ呼び掛けると、映画「ブレイブ-群青戦記-」で鈴木伸之と共演した濱田も「伸之さんは見てくれるはず。直接言う勇気はないので……」と念押しした。
また、13日に清水寺にて発表予定の「今年の漢字」にちなみ、「軍艦少年」に込めた熱い思いを色紙に書いて発表。佐藤は「実」と書き、理由を「一生懸命取り組んだ作品がこうやって公開を無事に迎えられたのもうれしいですし、実りが多い1年だった」と説明した。
最後に「今回はすごい並々ならぬエネルギーがこの映画に詰まっていると思います。それがまた、スクリーンで本当にいい形で出てると思いますので、軍艦島の景色もこの作品以降、もしかしたら見れないかもしれないので、そこも楽しんでいただきながら、僕たちの人間模様をぜひ堪能していただけたらと思います」と話し締めくくった。