ベッキー「バンクシーに悩み相談したいな」 世界的アーティストの才能に脱帽
タレントのベッキーが10日、東京・JR原宿駅前の「WITH HARAJUKU」で行われた「BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か?)」(12日~来年3月8日)のプレスイベントにゲスト出席した。
展示会のテーマ「天才か反逆者か?」
タレントのベッキーが10日、東京・JR原宿駅前の「WITH HARAJUKU」で行われた「BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か?)」(12日~来年3月8日)のプレスイベントにゲスト出席した。
3、4年前から絵を描き出し、これまでに3度個展を開催しているというベッキーは、世界的にその動向が常に注目を集める覆面アーティスト、バンクシーについて「大好きなアーティストです」と明かし、「新作がニュースになったりすると、こういうメッセージなのかなと勝手にキャッチしたりします」と、バンクシーの思いを推理する喜びを伝えた。
展示会のテーマ「天才か反逆者か?」という二択については、「私は愛ある反逆者だと思います。天才という言葉ではおさまり切れない。世界に投げかけてくるメッセージ性が強いかな」と、バンクシーの熱量を強調。ひと足早く内覧を楽しみ、「世界観がすごい。一歩足を踏み入れただけでバンクシーの世界観に入れる」と興奮を抑えながら語った。
初期の作品には、ストリート出身のバンクシーの来歴を笑う権威に対して「Laugh now,but one day we’ll be in charge」というメッセージが書かれたものがある。バンクシーの読み通り、その後、笑っている者たちとバンクシーの立場は見事に逆転した。
ベッキーは「予言の書みたいな感じで、すごいですよね。どこまで世界のこととか、先のこととか分かっている人なのか、バンクシーの性格が気になっちゃうような」と、バンクシーの先見性に脱帽。「バンクシーに悩み相談したいな。いいアドバイスくれそうだな。いろんなことが分かっているだろうなと思いました」と笑顔で話した。
本展は、2018年からモスクワ、マドリード、香港、ニューヨーク、ロサンゼルスなど累計300万人以上を動員している人気展覧会で、バンクシー作品と合わせて、バンクシー作品のルーツに迫るオリジナル企画コンテンツとして、アンディ・ウォーホルやバスキアの作品も比較展示されている。
その充実の展示にベッキーは「最初にアートとして触れるにはふさわしい。こっちが考えさせられるその時間もアートだと思う。お子さんを連れてくるのもいいと思います」と提案し、「開催期間中にクリスマスあるし、忘年会あるし、お正月もあるし、バレンタインもあるし、明治神宮のお参りの帰りでも、気軽にアートに触れられる。皆さんぜひとも遊びにきてください」と呼びかけた。