ミュージカル俳優の山崎育三郎が、自身5度目の全国ツアーとなる「山崎育三郎 LIVE TOUR 2022 －ROUTE 36－」を2022年4月からスタートすることが11日、分かった。所属事務所が明らかにした。22年4月22日の神奈川・相模女子大学グリーンホールから同年7月3日の東京国際フォーラムのホールAまで、過去最大規模となる17都市18公演のツアーという。

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　ツアーサブタイトルの“ROUTE 36”には、山崎がこれまで歩んできた道のりをたどるような意味が込められているとされ、オリジナル楽曲、ミュージカル楽曲ほか、バンドメンバー、パフォーマーによる歌、ダンス、芝居の要素を取り入れたベスト盤ツアーのような公演になるという。公式ファンクラブサイトでは、12月11日からチケットの先行予約をスタートする。

　山崎は「来年2022年は寅年で年男、36歳を迎えます。1998年12歳でミュージカルデビュー、2010年24歳のとき帝国劇場で初主演、寅年が人生の大きな分岐点となってきました。22年36歳を迎え、ここで一度立ち止まってこれまでの人生を振り返り、集大成となるコンサートをお届けします。そして、今回過去最大規模の全国ツアーとなるので、会場で皆さんに直接歌を届けられることがとてもうれしいです。36歳山崎育三郎の全てが詰まった作品になると思います」と意気込みを示した。

　来年に向けては「今、目の前にあるものに全力で集中して挑む。それだけです」と抱負を示した。また、「今回は、僕が歩んできたこれまでの道のりを、絶大な信頼を寄せる宗本康兵さん率いる豪華バンドメンバー、そしてパフォーマーにはミュージカル俳優の仲間たち、歌、ダンス、芝居、まさにミュージカル要素満載でお届けするエンターテインメントコンサートになります」とPRした。

　ファンに向けては「ジャンルを越えたさまざまな作品を通して出会った皆さんと直接会いたい。僕にとってLiveは、等身大の自分の思いを直接伝えられる唯一の場所です。今回のステージは、歌手であり役者である僕が作り上げる集大成の作品『ROUTE 36』。22年のコンサートも新たなサプライズをお届けします。こんな時代だからこそ直接伝えたい思いがあります」とした。