片岡愛之助、初の“クレジットカード役”熱演「いかにカードになりきるか」
歌舞伎俳優の片岡愛之助が、「JCBオリジナルシリーズ」の新CMキャラクターに就任する。2009年から展開される同シリーズのリニューアルは12年ぶりで、愛之助がクレジットカードに扮(ふん)する新CMは8日から全国でオンエアされる。
「JCBオリジナルシリーズ」の新CMキャラクターに就任
歌舞伎俳優の片岡愛之助が、「JCBオリジナルシリーズ」の新CMキャラクターに就任する。2009年から展開される同シリーズのリニューアルは12年ぶりで、愛之助がクレジットカードに扮(ふん)する新CMは8日から全国でオンエアされる。
新CMは「いい大人は、この一枚。」というキャッチコピーのもと、愛之助がクレジットカードを擬人化したキャラクター「JCBカード氏」として登場。初のクレジットカード役に、撮影前には監督とじっくり話し合ってイメージを固めたという愛之助は「カードケースやタッチ決済端末といった大きな美術の中で、自分もゴールドカードの衣装を着て、いかにカードになりきるかを考えながら撮影に挑ませていただきました」と笑顔を見せた。
1年の締めにふさわしいゴージャスなCMに仕上がった今作。今年1年を振り返った感想を問われると、「舞台のお客さまも、歌舞伎座などは(観客動員が)50%以下という、安心と安全を掲げて興行を行ってまいりましたが、幸いにして私は25日間休むことなく勤めさせていただき、いろんなことを考えさせられた1年でした」としみじみ。
さらに、今年の漢字には「生」を挙げ、JCBオリジナルシリーズのリニューアルと自身の活動について言及。先日まで出演していた歌舞伎「GOEMON 石川五右衛門」がコロナ禍で一部演出に変更があったことに触れ、「お客さまに満足してもらえる公演を模索していった中、これまでと違った感動のラストシーンが“生”まれ、作品を進化させることができました。考え方ひとつで新しいより良いものを生み出すきっかけになりました」と感慨深く振り返っていた。