大泉洋「劇団ひとりを嫌っても『浅草キッド』は嫌わないで」 盟友・劇団ひとりを熱烈フォロー
俳優の大泉洋が、東京・東洋館 浅草フランス座演芸場で行われたNetflix映画「浅草キッド」の配信記念イベントに出席した。
Netflix映画「浅草キッド」配信記念イベントに出席
俳優の大泉洋が、東京・東洋館 浅草フランス座演芸場で行われたNetflix映画「浅草キッド」の配信記念イベントに出席した。
今作は、日本を代表する唯一無二の天才・ビートたけしの原点であり、師匠である深見千三郎と過ごした日々を描いた作品で、監督・脚本はたけしを敬愛する劇団ひとりが担当。この日は若き日のビートたけしが師匠・深見千三郎と過ごした浅草フランス座(現東洋館)に大泉、柳楽優弥、門脇麦、土屋伸之(ナイツ)、鈴木保奈美、劇団ひとり監督が集結し、トークセッションを行った。
大泉は監督を務めた劇団ひとりに「今回も重要な役で呼んでいただいて監督との絆を感じています」としながらも、「客前ではおどけるけど、大変人見知りな方なので撮影中も僕がいるときだけ楽しそうだった。僕のクランクアップが早くて『寂しい』と。僕がいないとしゃべるひとがいないので、寂しそうだった」と撮影中のエピソードを暴露。
劇中で歌唱を披露している門脇は歌の練習にひとりが視察に来たことを明かし、「表情に出づらい方なので、『大丈夫かな』とずっと不安でした」と明かし、「大泉さんのシーンで初めて監督の笑顔を見た」と目を丸くした。柳楽も「監督に褒めてもらえなかった」と申告。「いまだに褒めてもらえてない。大泉さんといるときは楽しそうで、余計に『俺、つまんないのかな』って」と肩を落とした。
さらに、劇中でタップダンスに初挑戦した大泉と柳楽に対し、ひとりが「もっと難しいステップできませんか?」と無茶振りをしたことも判明。鈴木も「褒めてくれなかった」と首をかしげると、ここでひとりが「逆に他の監督はみんな褒めるんですか?」と逆質問。「それを言ったらみんなも俺のことを1回も褒めてくれない。褒められたいんだったらまず褒めて」と出演者たちに訴えていた。
大泉は「この人を褒めるのは悔しくて仕方ないけど、劇団ひとりの才能があふれ倒している作品です。役者陣は胸を張って『こんなに素晴らしい作品はない』と思える」と最後はしっかりフォロー。「劇団ひとりはダメな男ですけど、この作品は素晴らしいと思います。劇団ひとりを嫌っても『浅草キッド』は嫌わないでください!」と熱烈に作品をアピールした。