ラーメン屋が知りたがる“究極の味玉”レシピが話題 「一番美味しい自信があります」
「ラーメン屋さんが『作り方を教えてほしい』と言ってくれた味玉のレシピを公開します」。都内某レストランのシェフで「ちょっとしたコツで、劇的においしくなる! 新お家ごはんの教科書」などの著書があるSNS専門料理家の「麦ライス」さんがツイッターに投稿した“究極の味玉”レシピが注目を集めている。
味玉をつけこむための半熟卵を作る際に、あると便利な「茹で卵の時間表」も
「ラーメン屋さんが『作り方を教えてほしい』と言ってくれた味玉のレシピを公開します」。都内某レストランのシェフで「ちょっとしたコツで、劇的においしくなる! 新お家ごはんの教科書」などの著書があるSNS専門料理家の「麦ライス」さんがツイッターに投稿した“究極の味玉”レシピが注目を集めている。
投稿によると「少量のサラダ油で葱(ねぎ)に焼き色を付ける」という最初の工程が「1番重要」とのこと。その後「調味料を加え沸騰させ火を止め粗熱を取」り、「冷えた6分茹で卵(ゆでたまご)と一晩冷蔵庫で寝かせ」完成。「世界中どこのレシピよりも一番美味しい自信があります」と豪語している。
この味玉に関連した他の投稿では「漬け込む時は袋の空気を抜くようにすると味がよく染み込みます」、「つけだれが熱いと卵に火が入ってしまうので要注意」、「味玉を漬け込む際に、よく水気を拭き取ってから冷蔵庫で表面を1時間ぐらい乾燥させるとより一層味と香りが染み込みやすくなりますよ」と細やかなアドバイスも記されている。
さらに、味玉をつけこむための半熟卵を作る際に、あると便利な「茹で卵の時間表」まで公開。「沸騰したお湯に冷蔵庫から出したての卵を入れタイマーが鳴ったら氷水で冷やして完成」で、黄身がトロットロの6分からしっかり固ゆでの13分まで、お好みのゆで加減が一覧できる。
今回の味玉について、「麦ライス」さんは「味玉のレシピはどこを見ても同じような物が多く、オリジナリティがありつつ家庭でも再現しやすいレシピを作りたいと思っていました」とレシピ考案の経緯を説明。捨てられがちなネギの青い部分については「実は香りが非常に強く味も濃いため良い出汁が取れます。それをあえて焼くことで香ばしい香りが加わり味のクオリティが格段に上がります」とその有用性を力説する。
この味玉を友人であるという「某人気ラーメンチェーン店の社長」にふるまったところ、絶賛されたうえでレシピを教えてほしいと言われたため、今回のツイッターでの公開に至ったという。ラーメン屋も知りたがるというこだわりの味玉。冷蔵庫にネギと卵があるならぜひ作ってみてはいかがだろう。