【真犯人フラグ】第7話 不倫疑惑を否定する凌介の“アンパンマン動画”に「すごい例えだけど納得しました」

俳優の西島秀俊が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ「真犯人フラグ」(午後10時30分)の第7話が29日に放送された。

第7話 潔白を訴える凌介の“アンパンマン動画”に「名言出た」【写真:ENCOUNT編集部】
第7話 潔白を訴える凌介の“アンパンマン動画”に「名言出た」【写真:ENCOUNT編集部】

あのドラマから特別ゲスト登場 癖のある医師が「で、結局あなたがやったの?」

 俳優の西島秀俊が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ「真犯人フラグ」(午後10時30分)の第7話が29日に放送された。

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(以下、ドラマの内容に関する記載があります)

 同作は運送会社「亀田運輸」に務める相良凌介(西島)の家族が、忽然と姿を消したことから始まる考察ミステリー。新居の着工が決まり幸せいっぱいの凌介だったが、ある日突然、妻の真帆(宮沢りえ)と娘の光莉(原菜乃華)、息子の篤斗(小林優仁)が行方不明になる。必死で家族を探す凌介だが、あるSNSの投稿をきっかけに、“悲劇の夫”から“疑惑の夫”という「真犯人フラグ」を立てられてしまう。凌介は同僚の二宮瑞穂(芳根京子)や、友人で週刊誌「週刊追求」の編集長を務める河村俊夫(田中哲司)、光莉の恋人でベンチャー企業「プロキシマ」の社長・橘一星(佐野勇斗)らの協力を得ながら、真犯人に迫っていく。22日に放送された第6話のラストシーンでは、凌介と瑞穂が会社宛の苦情メールの中から「お探しのものです」と書かれた不審メールを発見。添付された動画を開くと、血が飛び散った部屋とガムテープで拘束された光莉の姿が映っていた。

以下第7話ネタバレ

 動画を見た凌介はすぐさま警察に通報。サイバー捜査班と一星ら「プロキシマ」のメンバーがほぼ同時に動画解析を始める。かすかに聞こえる鳥の鳴き声や、光莉の瞳に映り込んだ窓の形などから、撮影された場所は群馬県の山中にある廃墟であることが分かった。凌介、瑞穂、一星は急いで現場に向かうも、廃墟の中には光莉の姿も動画の部屋の痕跡すらなかった。

 職場で憔悴(しょうすい)し切っている凌介の姿を見た瑞穂は、「きついなと思ったら無理にでも笑ってください。笑う門には福来たるです」と、凌介の頬を両手で掴んで無理やり引き上げた。しかしこの様子が何者かに撮影されており、瑞穂のもとへYouTuber・ぷろびん(柄本時生)が突撃してくる。「あんた、炊飯器旦那と不倫してんだろ!?」とぷろびんが写真を突きつける動画が拡散され、瑞穂は同僚からも不倫を疑われ始めた。会社前にはマスコミも張り込むように。社内に出入りすらできなくなった瑞穂は、亀田運輸の配送ドライバー・望月鼓太朗(坂東龍汰)に配送車で送り迎えをしてもらう。鼓太朗に感謝をしつつも、ぷろびんに冷凍遺体の情報を流した“アフロディーテの下僕”というアカウント名の投稿者が鼓太朗ではないかと疑う瑞穂。ラップの歌詞のような投稿内容についてさりげなくさぐりを入れるも、鼓太朗は知らないという。

 一方、警察は光莉の動画の発信元を突き止めた。発信元であるネットカフェに踏み込むと、そこにいたのは光莉のストーカー籾山(矢作マサル)。光莉の盗撮をしていた籾山はある人物から脅され、言われるがまま動画データを受け取りメールしたのだった。その人物はフードをかぶり、マスクをした身長160㎝ほどの細身の女性だという。

 瑞穂は会社前に集まるマスコミと直接対峙(たいじ)することを決めた。社外へ出てきた瑞穂に群がる記者たち。そこにはぷろびんも駆けつける。大勢の記者たちに押し倒されそうになった瑞穂。凌介が体を張って助けに入ると、不倫相手を守っているように誤解されてしまう。凌介は妻と子どもたちへの気持ちや、瑞穂が善意で捜索を手伝ってくれていることを伝える。それでも瑞穂に下心があることを疑われると、「皆さんは、アンパンマンが誰かを助けようとして顔をちぎってあげようとしている時に、下心があると考えますか!? 困っている人に手をさしのべるボランティアの方々に、何か裏があるって非難するんですか!?」と訴える。「この人は何の見返りもなく善意で行動する人です。彼女を貶めることは、人の優しさを否定するのと同じなんです」と瑞穂をかばった凌介は、意識を失い倒れてしまう。

 凌介は運ばれた病院でストレス性の急性胃腸炎と診断された。医師の藤井敦史(片桐仁)は、「で、結局あなたがやったの? 結局不倫なの?」と探りを入れてくる。看護師の桜木るい(筧美和子)が止めに入るも、藤井は「やった! 炊飯器旦那の命救ったって久住くんに自慢しよ! あ、証拠の写真!」と写真まで撮ろうとするのだった。藤井と桜木が去った病室には、凌介の新居担当者・林洋一(深水元基)が訪れ、建設再開ができないことを冷たく伝えた。

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