卒コンを終えた横山由依が語った本音「AKB48は私の人生になくてはならないもの」

「AKB48で12年やってきてよかったという気持ちでいっぱい」

――卒業コンサート前日は、よく眠れましたか。

「昨夜は眠れたんです。でも、おととい寝られなかったんです。なんでなんですか、これ(笑)。昨日の夜は、ぐっすり眠れたんですけど、おととい寝つきが浅くて、私そんなことあまりないんですけど、たぶん緊張していたりとか、高揚感があったんだと思います。夢の中でも、このドレスのフィッティングをしてもらっていて、こんなドレスを作ってもらえるなんてうれしい! って泣いている夢で起きて泣いていたので、本当にこのコンサートにかける思いというのが強かったんだと、おとといの寝つきの差で気づきました。でも昨日はめっちゃ寝ました(笑)」

――コンサート当日の朝起きて、一番最初に思ったことは。

「卒業コンサートの当日かー、って思ったんですけど、なにを食べようかなって。なんか特別なことをしないほうがいいかもと思ったので、最近、昨日の晩の鍋に冷凍うどんを入れて食べるというのをしているんですけど、今日もそれをしてきました。いつもどおりの朝を迎えました」

――想像していた卒業コンサートと実際の卒業コンサートに違いはありましたか。

「あっという間だったなという感じがするのと、卒業コンサートって、先輩方のに何回も出させていただいて、みなさん悔いがなく卒業されていくって感じでした。私はちょっとドラムがうまくいかなかったりと自分の中であって、楽器の挑戦のシリーズって小嶋陽菜さんから『いろいろ今までも挑戦してね』と言われていてやってきたんですけど、その頃は未熟でもいいかなと思ってたんですけど、今回は本当に決めたかった。そこが悔しいんですけど、本当にコンサート全部を通して、メンバーとの表情だったり、やりとりとか楽しかったので、AKB48で12年やってきてよかったという気持ちでいっぱいです」

――今後は本当の最後へ向け集中していく。

「卒業コンサートということで、今までは集中してやって来たんですけど、12月9日の卒業公演へ気合を入れていきたいというのと、それまでにも劇場公演のステージに立ちたいと思っています。できる限りメンバーとステージに立ったり、ファンの方にも劇場での姿を見てもらえる場を作れたらというふうに相談しているので、残りの期間、短いんですけどAKB48としての自分を満喫したいと思います」

――卒業コンサートを終えた時点で、いよいよ卒業なのか、ついに卒業なのか、どちらでしょうか。

「本当に自分って卒業するのかなっていう感じがまだあります。卒業コンサートをしていただいても、まだそれがあるので、12年間、毎日AKB48のことを考えてきたので、そこが抜けないのかな。向井地美音ちゃんが365日24時間って言ってましたけど、本当に私はAKB、AKBってやってきたのが長いので、卒業するのかなっていう感じがまだあります」

――卒業後、やりたいことのイメージすらない状況ですか。

「AKB48に加入してから、年末って歌番組に出させていただいたりとか、メンバーで過ごすことが多かったので、今年の年末は何をしようかなっていうのは少し考えているんですけど、まだ何をするかは決めてないです、まだ(笑)」

 後半へ続く。

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