日産自動車の公式ツイッターが25日、更新。女優・伊藤かずえの愛車1990年式「日産シーマ」にシートベルトとシートを取りつける様子を公開し、話題になっている。

「シートベルトとシートは、当時の色や柄を忠実に再現しました」とつづり、1本のショート動画を披露した。

　撮影は10月に実施され、作業員が車内でシートベルトの取りつけ作業を行った。

「年数と走行距離がそれなりにいっていたので、どうしても擦れるところがほつれ気味だったので今回メーカーさんであるオートリブさんのほうで、当時の柄と色を再現したベルトに交換と、安全性とかもちゃんと評価したものを入れていただいて取りつけしています」

　続いては、シートだ。「当時の素材が手に入らなかったのでセーレンさんにお願いしてセーレンさんのプリント技術で、当時の柄を再現した生地を使って張り替えてます」と最新技術を駆使している。

　新車同然かつ当時の特徴をそのまま生かした姿に、伊藤も「ボディーも綺麗になってる！早く見たい！」と反応。

　フォロワーからは「すごいな!!」「限りなく当時のシーマに近づいてますね」「メーカーさんと技術さんには頭が下がります」「素晴らしい方々が仕上げるシーマが楽しみです」「これほぼ、ハンドメイドだよね」「このタイプのシートベルトって、ベルトのバックルが下にずり落ちないようにベルトガイドが付いてたよなぁと思っていたら見事にそれも再現」「本格的にレストアが進行中ですね」などの声が上がっている。

　シーマのレストアは4月26日より日産グループ会社である株式会社オーテックジャパンでスタート。乗車30年で、走行距離は26万6500キロだった。