元モー娘。飯窪春菜「お客さんがいてようやく完成」 舞台「終末のワルキューレ」で座長

舞台「終末のワルキューレ」の開幕直前取材が26日、東京・新宿のこくみん共済coopホール/スペース・ゼロで行われ、あす17日の開幕に向け出演者が意気込みを語った。

本番を前に、それぞれのコスチュームで気合を入れる出演者一同【写真:ENCOUNT編集部】
本番を前に、それぞれのコスチュームで気合を入れる出演者一同【写真:ENCOUNT編集部】

本番前には出演者と円陣、座長として「気合を入れたい」

 舞台「終末のワルキューレ」の開幕直前取材が26日、東京・新宿のこくみん共済coopホール/スペース・ゼロで行われ、あす17日の開幕に向け出演者が意気込みを語った。

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 累計発行部数900万部突破の同名人気漫画(作画:アジチカ、原作:梅村真也、構成:フクイタクミ)が原作で、全世界の神代表VS人類代表による、人類存亡をかけた生々しいタイマン13番勝負が舞台で繰り広げられる。

 主演は元モーニング娘。の女優・飯窪春菜で、半神半人の戦乙女ワルキューレのひとり・プリュンヒルデを演じる。

 座長として一座を引っ張る飯窪は「いよいよ始まるなっていう気持ちです。私としては初めての2.5次元の作品。座長らしいことはできずに、周りの先輩方に助けられてばかりですが、神と人間のタイマン、熱い勝負が見どころ。闘いの行く末を見守りながら、舞台に花を添えたいなと思います」と観劇のポイントをを伝えた。

 これまで稽古場では「やりたくてもやれなかった」と飯窪が明かすのが、出演者全員で円陣を組んで行う「気合入れ」。

「声を出さずにエアーでもいいので、気合入れをしたいと思います」と共演者に呼びかけると同時に、観客に対しても「この作品は、お客様ひとりひとりが闘いの観客として参加していただく形になっている。舞台でもライブでも、お客さんがいてようやく完成するといいますけど、それが体感できる演出になっている、皆さんと盛り上がって、熱い熱い人間と神のタイマンを見ていただき、歴史の証人になっていただければと思います」と気合の注入をリクエストした。

 スタジアムを模した舞台は、三方から観客が楽しめるレイアウトで、応援グッズ付きのチケットを購入した観客は棒状のグッズで音を出すなどして、実際の闘いのスタジアムにいるような気分が味わえる。

 人間代表を演じる郷本直也は「応援する棒があるんですけど、それで気持ちを出してほしい。グッズで出演者を盛り上げていただければ幸いですね」と呼びかけた。

 上演は27日から12月5日まで。

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