【青天を衝け】栄一が伊藤兼子と再婚 物語の終盤を盛り上げるキーパーソンの気配も

前回で妻・千代(橋本愛)を亡くした渋沢栄一(吉沢亮)のその後が気になる。NHKの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)の第37回(11月28日放送)の見どころを探った。

伊藤兼子(大島優子)と話をする渋沢栄一(吉沢亮)【写真:(C)NHK】
伊藤兼子(大島優子)と話をする渋沢栄一(吉沢亮)【写真:(C)NHK】

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」第37回の見どころを探る

 前回で妻・千代(橋本愛)を亡くした渋沢栄一(吉沢亮)のその後が気になる。NHKの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)の第37回(11月28日放送)の見どころを探った。

 NHKによると、政府の命により、再び岩崎弥太郎(中村芝翫)に対抗するため、海運会社・共同運輸会社が設立された。しかし、栄一は、千代を亡くして憔悴(しょうすい)していたという流れに。その様子を見かねた知人らの勧めで、栄一は伊藤兼子(大島優子)と再婚するという。

 また、共同と三菱が熾烈(しれつ)な競争を繰り広げ、両社消耗していく中、突然、弥太郎が病に倒れる。これ以上の争いは不毛と、五代友厚(ディーン・フジオカ)は、栄一と弥太郎の弟・岩崎弥之助(忍成修吾)との間を取り持とうとする展開とされる。

 兼子は「伊勢八」の名で知られた豪商・伊藤八兵衛の娘。演じる大島は出演が発表された10月に「初めての大河ドラマです。お話がきたときは、喜びと興奮で、歓声をあげました。しかし、その喜びもつかの間、もうゴールが見えてきているではありませんか。この作品を彩ってきたスタッフの皆様、そして出演者の皆様、携わっているすべての方の費やしてきた時間と重みを一身に受け止めて、大切にバトンを握り締めようと心に決めました」と決意を示していた。

 作品が終盤に入ってきた影響もあるのか、千代の病死の翌週には、知人の勧めで兼子と再婚するという早い展開。大島が演じる兼子が物語の中で、今後、どんな存在感を示していくのか。この作品のラストスパートの盛り上げのカギになる気もする。注目したい。

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