BTS、2年連続で「グラミー賞」受賞候補に “グラミーの壁”を破れるか 世界の音楽ファン関心

BTSが昨年に続き、アメリカ最高権威の大衆音楽授賞式である「グラミー賞(GRAMMY AWARDS)」の受賞候補に上がった。

2021年のグラミー賞に登場したBTS【写真:(C)BIGHIT MUSIC】
2021年のグラミー賞に登場したBTS【写真:(C)BIGHIT MUSIC】

来年1月31日に米テレビ「CBS」が生中継

 BTSが昨年に続き、アメリカ最高権威の大衆音楽授賞式である「グラミー賞(GRAMMY AWARDS)」の受賞候補に上がった。

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「グラミー賞」は23日(以下現地時間)に公式ホームページで行われたライブストリーミングを通じて、「第64回グラミー賞」計86部門の受賞候補者リストを発表した。

 受賞候補は2020年9月~21年9月に発表された音楽を対象に、レコード産業従事者協会のレコーディングアカデミー会員が選定した。

 BTSは5月に公開した「Butter」で「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス(BEST POP DUO/GROUP PERFORMANCE)」部門の受賞候補になった。

 昨年の「第63回グラミー賞」では「Dynamite」が「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」部門に韓国の歌手として初めてノミネートされており、2年連続の快挙となった。

 BTSは「第64回グラミー賞」の「オルタナティブ・ミュージックアルバム(Alternative Music Album)」部門の候補発表者としても登場した。

「第62回グラミー賞」ではラッパーのリル・ナズ・Xとの合同ステージを披露。「第63回グラミー賞」で初めてノミネートされ単独公演も開催、大衆音楽史に新たな道しるべを立てた。

 これにより、BTSは今年も「ビルボード・ミュージック・アワード(Billboard Music Awards)」、「アメリカン・ミュージック・アワード(American Music Awards)」、「グラミー賞」とアメリカの3大音楽授賞式すべてにノミネートされ、世界的な影響力を示した。

 BTSは21日に開催された「2021アメリカン・ミュージック・アワード」の大賞である「今年のアーティスト(Artist Of The Year)」をはじめ、「フェイバリットポップデュオ/グループ(Favorite Pop Duo or Group)」、「フェイバリットポップソング(Favorite Pop Song)」の3部門を席巻した。

「2021 ビルボード・ミュージック・アワード」でも「トップセリングソング(TOP SELLING SONG)」、「トップソングセールスアーティスト(TOP SONG SALES ARTIST)」、「トップデュオ/グループ(TOP DUO/GROUP)」、「トップソーシャルアーティスト(TOP SOCIAL ARTIST)」などノミネートされた4部門すべてを受賞した。

「グラミー賞」の受賞候補に2年連続でノミネートされ、再び新しい歴史を築いたBTS。「グラミー」の壁を破って今回は受賞を果たすことができるのか世界中の音楽ファンの関心が集まっている。

「第64回グラミー賞」は2022年1月31日に米ロサンゼルスで開催され、米放送局・CBSを通して生中継される。

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