人気アニメ「ONE PIECE」の劇場版新作「ONE PIECE FILM RED」の制作決定が、21日に発表された。

「ONE PIECE」は週刊少年ジャンプ（集英社）に連載中の尾田栄一郎による超人気漫画が原作。9月3日には、ついに大台となる100巻が発売となり、累計発行部数は全世界で4億9000万部（2021年11月時点）を超え、名実ともに国民的コミックとして絶大な人気を博している。

　そして1999年から放送開始したアニメも、11月21日についに1000話の放送に到達。1000話の放送に合わせ、原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めるファン待望の「ONE PIECE FILM」シリーズ第4弾、劇場版最新作「ONE PIECE FILM RED」の公開が22年8月6日に決定したことが発表となった。

　監督を務めるのは、人気アニメ「コードギアス」シリーズなどで国内外から高い評価を得ている谷口悟朗。脚本は、映画「キングダム」や「TOKYO MER～走る緊急救命室～」。そして「ONE PIECE FILM GOLD」でも脚本を務めた黒岩勉となる。

　また、ティザービジュアルと特報映像も解禁。ティザービジュアルでは“真っ赤”な背景に、尾田栄一郎がデザインした映画オリジナルキャラクターが描かれている。ヘッドセットマイクをつけ、空に向かって歌うこのキャラクターの詳細は一切明かされておらず、「歌声、赤髪」というコピーが入り、「ONE PIECE FILM RED」ではどんな物語が紡がれるのか期待が高まる。

　特報映像では、古い楽譜から五線譜・音符があふれ出し、物語の鍵を握る映画オリジナルキャラクターが映し出される。ラストにはルフィが冒険に出るきっかけとなった“赤髪のシャンクス”も登場し、新たな伝説の始まりを予感させる映像だ。

　麦わらの一味にどんな試練が待ち受けているのか、そして「赤髪」に隠された秘密とは……。続報にも注目だ。