お笑いコンビのぺこぱ（シュウペイ、松陰寺太勇）が16日、東京・なかのZERO小ホールで行われた「特命ぺこぱ～ぺこぱ貸します～」1周年大感謝ライブ後の囲み取材に登場した。

　初めての冠番組としてスタートして1周年を迎えた同番組。シュウペイは「ロケは1日かけて撮っているのですが、僕らが中心でやるのはほぼ初めてなんですね。他の番組では反省してしまうのですが、自分たちの番組となると自分たちのペースでやれる。その魅力に気付いてしまいました」と語り、松陰寺は「ゲストで来てくれる方もリラックスしてやっていてくれるんで楽しいです」と感想を述べた。

　ライブでは、過去回にゲスト出演したウエストランドやトンツカタン、やす子、錦鯉、怪奇！YesどんぐりRPGなど10組を超える芸人がネタを披露。番組ナレーションを務めるアイドルグループ「＝LOVE」の齊藤なぎさ、大谷映美里もMCとして参加した。

　松陰寺は「思った以上に盛り上がってびっくりしています。皆さんのネタもめちゃくちゃ仕上がっていて、僕らも見ながら、俺らも頑張んなきゃやべえなと思いました。何組かは（M-1の）決勝に行ってほしいなと思いました」と真剣な表情を見せた。

　報道陣から「『M-1』で注目している芸人さんはいますか？」と質問があがると、松陰寺は「今日出ていて、これから今から準決勝に向かおうとしている芸人さん、みんな面白かったです。全員あるんじゃないかなというくらいの仕上がりでした」と期待を寄せた。シュウペイは「僕らは“M-1ドリーム”で世に出れたので、同じような立場を味わってほしい。『特命ぺこぱ』から世に輩出したいという思いがあります」と語り、「僕が心掛けていたのは、相方が笑うくらい楽しむ。コンビで楽しむ。やっている途中でどんどん上がっていくが分かるんですよ。自分たちの調子がいいと。『キタ！』と思ったら絶対受かります」とアドバイスを送った。加えて、「分かんないけど」とトボけて笑いを誘っていた。

「特命ぺこぱ～ぺこぱ貸します～」はひかりTV、dTVチャンネルで配信されているオリジナルバラエティー番組。ぺこぱの2人がゲストとともに現場に出向き、問題解決に向けて奔走する。今回のイベントは12月6日、13日に配信予定。