【新日大阪大会速報】宿命のライバル対決はヒロムが王座を防衛!2年前の悪夢を払拭

新日本プロレスは9日、大阪城ホールで「THE NEW BEGINNING in OSAKA」を開催。第6試合では王者・高橋ヒロムにリュウ・リーが挑戦するIWGPジュニアヘビー級選手権試合が行われた。

激闘する高橋ヒロム(右)【写真:山口比佐夫】
激闘する高橋ヒロム(右)【写真:山口比佐夫】

新日本プロレス「釣り★スタ presents THE NEW BEGINNING in OSAKA」

 新日本プロレスは9日、大阪城ホールで「THE NEW BEGINNING in OSAKA」を開催。第6試合では王者・高橋ヒロムにリュウ・リーが挑戦するIWGPジュニアヘビー級選手権試合が行われた。

 一昨年ヒロムはアメリカで、リーとの王座防衛戦で首を負傷し長期離脱となった。あれ以来のシングル対決となった今回、ヒロムは前日の記者会見で「2018年7月7日、俺とリーは全力で戦い、互いに心と体に大きな傷を負った。明日は、そのときと何ひとつ変わらない意地の張り合いを見せた上で、俺が、勝つ!」と宣言していた。

 その言葉の通り宿命のライバル対決は、いきなり意地と意地がぶつかった。試合開始から7分近くまで張り手合戦を繰り広げると、競り勝ったリーが怒涛のラッシュ。場外へのフランケンシュタイナー、ヒロムを鉄柵に乗せてトペ・スイシーダを放つなど、危険な技で攻め立てていく。それでも、ドラゴン・ドライバーを決めさせなかったヒロムは、カナディアン・デストロイヤーで形勢逆転。一度カウントツーで返されたTIME BOMBを再び敢行して熱戦に終止符。ジュニアの至宝を守り抜いた。

 新日本プロレスは9日、大阪城ホールで「釣り★スタ presents THE NEW BEGINNING in OSAKA」を開催。IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也と挑戦者KENTAによる注目のダブル選手権試合をメインに、王者・高橋ヒロムにリュウ・リーが挑戦するIWGPジュニアヘビー級選手権試合、鈴木みのると王者・ジョン・モクスリーの因縁のIWGP USヘビー級選手権試合、22日に引退試合を行う中西学が第3世代との友情タッグで大阪でのラストマッチを行うなど全8試合が組まれた。

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