ジェラードンかみちぃ、ふるさと応援大使就任で町長に直訴 「地元で単独ライブをやりたい」
お笑いトリオ「ジェラードン」のかみちぃが15日、出身地・宮崎県高鍋町の「ふるさと応援大使」に就任することになり、都内で行われた委嘱式に他のメンバーとともに出席した。
宮崎県高鍋町は今井美樹、お笑いコンビ「ずん」やすを輩出
お笑いトリオ「ジェラードン」のかみちぃが15日、出身地・宮崎県高鍋町の「ふるさと応援大使」に就任することになり、都内で行われた委嘱式に他のメンバーとともに出席した。
歌手の今井美樹、お笑いコンビ「ずん」のやすを輩出した同町の知名度アップ、人気アップを託されたかみちぃは、笑顔で委嘱状を受け取り、就任のあいさつのためマイクに向かった。
「初めてお話をいただいたときに、自分でできるのかなと不安があった。全国的に高鍋町を知っていただけるようにしたい」と緊張気味に話している最中に、メンバーの海野裕二が、記者がメモを取る会場を見渡しながら、突如マイク乱入。「これって大がかりのドッキリじゃない? スタッフさんが記者になって」と疑惑をはさみ込んだ。かみちぃは「その可能性はあるけどね」と不安げな表情で話した。
任期は3年間で、更新の可能性もあるという公的な役割。その初日に早くもかみちぃは、応援大使のコネを活用し、黒木敏之町長に「ジェラードンの単独ライブをやらせてください」と直訴。「エンターテインメントにもっと触れていただきたいと思います」と、地元に笑いを届ける思いを語った。
続いてアタック西本が「単独ライブには、町長がスペシャルゲストとして来ていただきたい」と出演オファーすると、町長も「ぜひお願いします」とノリノリだった。
かみちぃが小さいころから食べていたという地元のギョーザはすっかり全国区の知名度を獲得し、デートスポットとして海の美しさもよく知られているという。魅力が散りばめられた同町のさらなる知名度アップのために、かみちぃは「地元を歩き回って、自分たちのYouTubeチャンネルで紹介したい。大きなサイズのチキン南蛮が有名な店もあります。これからは僕も、高鍋町のことをガンガンアピールしていきたい。SNSなどで広めたい」と、応援大使の表情で熱く訴えた。