女優の川栄李奈が14日に都内で行われた短編アニメーション映画「サマーゴースト」公開記念舞台あいさつに登壇。声優の小林千晃、島袋美由利、島崎信長（※）、loundraw監督も登場した。

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　同作は、気鋭のイラストレーターloundraw（ラウンドロー）が監督を、安達寛高（乙一）が脚本を務めるオリジナル短編アニメーション作品。ネットを通じて知り合った高校生たちが、花火をすると姿を現すという都市伝説として囁かれる若い女性の幽霊“サマーゴースト”と呼ばれる佐藤絢音を探し、忘れられないひと夏の出会い描く青春群像劇。

　島崎から「絢音はミステリアスで魅力的で、ちゃめっ気があって。ご自身で声をやられてみて、どうでしたか？」と話を振られた川栄は、「（アフレコのときに）友也くんの声が入っていて聴き入ってしまって。めっちゃいい声で。今日、生でお会いして、さっき打ち合わせのときに『はい』って返事を一言しただけで、2度見しまうほど本当にすてき」と声を弾ませた。

　今回のアフレコは力を抜くために座って行われたそうで、島崎が「アニメのアフレコではふつう（座っては）やらないんですよ。いい姿勢で声が出しやすい立ち姿勢でやる」と話すと、川栄は「だまされているのかと思いました。皆さん、本当に座ってるのって、びっくりしました」とアフレコ現場での貴重な体験談を明かした。

　また、作品の内容にちなみ、忘れられない夏の思い出について聞かれ、「線香花火がすごく好きで、よく小さいときとかに、お父さんとお母さんとベランダでやったりしてたんですね、冬とかでも。小さいときから本当に花火大会に家族で行ったり、友達と行ったりしてたので、私の中でも思い出のあるもので、すごく花火が好きです」と笑顔を見せた。

　最後に「この映画は40分の短編映画なんですけど、その40分の中に本当に主人公たちのひと夏の思い出がぎゅっと詰まっていて。本当に絵もきれいなので、ぜひ、たくさんの方に映画館で見てもらいたいなと思います」と呼び掛けた。

※島崎信長の「崎」の正式表記はたつさき