岡田将生、薬丸翔と10年以上ぶりの再共演に感激「こんなに変わらないんだって」
俳優の岡田将生が13日、都内で行われた映画「聖地 X」(19日劇場・配信同時公開)韓国式・大ヒット祈願イベントに登場。川口春奈、薬丸翔も出席し、作品の大ヒットを祈願した。
韓国式・大ヒット祈願イベントに登場
俳優の岡田将生が13日、都内で行われた映画「聖地 X」(19日劇場・配信同時公開)韓国式・大ヒット祈願イベントに登場。川口春奈、薬丸翔も出席し、作品の大ヒットを祈願した。
同作は、前川知大が主宰する劇団イキウメが上演した同名舞台を、入江悠監督によって映画化したホラー作品。韓国を舞台に、小説家志望の輝夫(岡田)と、結婚生活に愛想をつかした要(川口)の兄妹が、呪われた地「聖地X」に足を踏み入れ、奇妙な現象に巻き込まれていくさまを描く。
撮影はオール韓国ロケ。劇中では負の連鎖を断ち切るため、強力なムーダン(祈祷師)がおはらいをするシーンがあり、イベントでは韓国の伝統儀式“コサ”と呼ばれる厄払いを行い、作品の大ヒットを祈願。本場韓国のシャーマンが伝統的な衣装をまとい、横笛と鐘が鳴り響く中、映画のヒットを祈願した祝詞を読み上げた。
緊張した面持ちで登場した岡田は、祈願を終え「始まった途端に空気が変わりました。映画の中でもこういうシーンがあって、鮮明にそのときのシーンのことを思い出しました」と回想。そのシーンの撮影を振り返り、「目の前で初めて見させていただいたときは、空間を支配されるというのは、こういうことなんだっていうことを目の当たりにして圧倒されました」と裏話を明かした。そして、「僕たちも(おはらいを)やられている方も、お互い体力を削られていくような撮影で、この作品の中でも象徴的に扱われているので、ぜひ、スクリーンで見ていただきたいです」と作品をアピールした。
また、2007年に放送されたドラマ「生徒諸君!」で薬丸と共演した岡田は「17歳のときに初めての連続ドラマの学園ドラマが一緒で、13、4年たった後に、映画で一緒にお芝居できるというのは、単純にうれしい。いい意味で何も変わらず、いい関係性でこの映画を作れたことがうれしかった」としみじみ。薬丸も岡田との久々の共演に「衣装合わせのときに久しぶりに会って、しゃべってみて10分ぐらいで『あ、良かった。何も変わってないね』みたいな話を2人でしたのを覚えてます。こんなに変わらないんだっていうぐらい、しゃべり方から距離感とかが変わらないというのは、うれしかったです」と笑顔を見せた。
さらに、司会者から“ゲン担ぎ”を聞かれると、岡田は「クランクインからクランクアップするまで、携帯の待ち受け(画面)を台本の写真にしている。韓国にいるときはずっと『聖地 X』を待ち受けにしていた」と明かし、「携帯も常に身に着けているものなので、この作品を忘れないように、ずっと集中できるようにという意味でやりだしたと思う」と理由を説明した。
最後に岡田は「2年前に撮影をして来週から劇場と配信が始めるということで、入江さんと皆さんで作った映画がようやく見てもらえることが日にちがたつにつれ、どんどん緊張とうれしさが混じっていく感情。ぜひ、多くの方に見てもらいたい気持ち。見たあとに大いに裏切ってくれる作品になっていると思います」と話し、イベントを締めくくった。