マヂラブ村上「だいたい酒が残っている状態でやっている」 憧れステージで“失言”
お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルと村上が13日、都内で行われた、劇場用長編アニメーション「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」公開記念舞台あいさつにスペシャルゲストとして登場。声優の田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、潘めぐみも登壇した。
劇場用長編アニメーション「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」公開記念舞台あいさつ
お笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルと村上が13日、都内で行われた、劇場用長編アニメーション「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」公開記念舞台あいさつにスペシャルゲストとして登場。声優の田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、潘めぐみも登壇した。
同作は、漫画家・士郎正宗による「攻殻機動隊」シリーズの最新作。「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズの神山健治 と「APPLESEED」シリーズの荒牧伸志が共同監督としてタッグを組み、日本アカデミー賞6部門受賞の「新聞記者」や、「ヤクザと家族 The Family」など、実写映画で活躍する藤井道人が監督として構成を手掛けた。
イベントでは、マヂカルラブリーが、公安9課の敵、ポスト・ヒューマンに扮(ふん)して登場し、会場を盛り上げた。司会を務めたフリーアナウンサーの青木源太から「脳が電脳化されたらやりたいこと」を聞かれ、村上は「演算能力が上がると思うので、自分の体力と代謝と次の日何時に起きるかを全部計算して、どの濃さで酒を何杯まで飲んでいいかという能力。あと何杯って出てたらうれしい。だいたい酒が残っている状態でやっていますので」と明かすと周りは驚き、村上はすぐに「今日は違いますよ」と弁解した。
一方、野田は「高校時代に2chでデスバトルを繰り広げていたので、ネット同士なので、相手が苛立っているかどうかが読めない。電脳内でデスマッチをしたい。最高のデスバトルできると思う」と発言すると、村上が「そんなのに使わないで、電脳を」と苦笑した。
また、「公安9課のメンバーになれるとしたら、どんな活躍を?」という問いに村上は「ちょっと活躍は望めないかな。うっかり八兵衛的なポジション。事件が終わって集まった時に楽しいことをやる奴」と回答。少佐と呼ばれている草薙素子を演じた田中が「そうですね……」と、おっとり声を発したかと思えば、急に草薙の厳しい声に変わり、「私はお前たちに命令をくだす立場ではない」と話し、拍手喝采となった。
そして、長年同シリーズを見ていたという村上は、「キャストの皆さんと同じステージに立っていることが信じられないぐらいで、うれしいです。本当に幸せな経験をさせていただきました」と感無量の様子で語った。
なお、同作品は12日より全国20館にて2週間限定で劇場公開。