ピアニストでYouTuberのハラミちゃんが11日、東京・西武渋谷店で行われた「QUEEN50周年展-DON’T STOP ME NOW-プレス限定イベント＆特別内覧会」に登場した。当日は雅楽師の東儀秀樹、音楽評論家で元ミュージック・ライフ編集長の東郷かおる子も登壇し、ハラミちゃんはピアノで「Don’t Stop Me Now」を披露。それぞれがQUEENに対する思いを語っていた。

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　ハラミちゃんは「私は母の影響でQUEENを好きになりました。母は『ミュージック・ライフ』の切り抜きをコラージュして集めていたくらい大ファンだったので、家でもQUEENをよく流していました。なので、私が一番最初に知った洋楽がQUEENでした」と振り返り、「でも、QUEENの曲の本当の魅力に気付いたのは大人になってからですね。体調を崩して会社を辞めて落ち込んでいたときもQUEENの曲に救われました。新宿の都庁にあるストリートピアノでも披露させていただきました」とQUEENファンのいきさつを語った。

　また、もともと同展を知っていて母と一緒に行こうと予定をしていたというハラミちゃん。「その後にこの仕事のオファーをいただきました。それを母に伝えると『抜け駆けしないでよ』と怒られました」と笑った。実際に展示を見たハラミちゃんは「展示では別世界が作られていて、QUEENの歴史を追うような展示になっていました。若い世代の子たちも楽しめる展示になっていると思います」と絶賛していた。

　同展は伝説的なバンド・QUEENの世界観に没入できる展覧会。展示スペースには、マネジメント公認のオフィシャル・レプリカによって、ボーカルを担当していたフレディ・マーキュリーのステージ衣装や使用した楽器類などを立体的に展示する。アルバムジャケットと同じ構図の写真撮影やステージをバックに撮影できる体感型フォトスポットも用意している。2022年2月13日まで開催。