格闘家の朝倉未来（トライフォース赤坂）に挑戦する企画「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」（ABEMA・20日放送）の全貌が少しずつ明らかになってきた。朝倉が選んだ1人目の挑戦者が判明。ABEMA格闘チャンネルが公式YouTubeで脚光を浴びせている。

　同企画は衣服を着用したまま路上にて戦う“喧嘩ルール”で実施。対戦相手は「全国から喧嘩自慢のストリートファイターを募集し、オーディションにて決定」されるという概要から、8月の募集開始時点から大きな話題を呼んでいる。当初は10月31日に開催予定だったが、朝倉の負傷により11月20日に延期となっていた。

　朝倉のYouTubeチャンネルでは、挑戦者候補として600人もの応募があったことが明かされ、12人のインタビューが流れていた。その中で特に一人の挑戦者候補が目に留まっていた。

　朝倉が「悪さがにじみ出てるね顔に」「気になるな」と嬉しそうに語るのは、25歳の久保田覚（さとる）さんだ。全身のタトゥーがインパクト大で「1番やばかったのは、たまたま木の枝があったんでそれで目を刺した」「殺したくてしゃあなくてうずうずしている」ととんでもないエピソードを披露しつつ、早速闘志をみなぎらせる挑戦者候補。

「こいつ面白いな」「1番いいな」と朝倉は興味津々だ。2人は実際に対面。朝倉の前で「夢もくそもないんでここで終わってもいいかなと、本当の男と拳を交えたい。死ぬ覚悟でも、殺す気でもいく」と覚悟を示していた。

　久保田さんは学生時代から喧嘩にあけくれ、傷害で10回は逮捕されているという。友人からも「相手が心配。テレビで映せるのかな」と心配する声が……。朝倉戦へ向けてのストリートでの練習映像では、パートナーをぼっこぼこに。スタッフが慌てて止めるほどだった。

　動画内ではプライベートにも迫っている。バツイチだという久保田さんは「1000万円の使い道」をスタッフから問われると、「息子のために色々かってあげたいなって思います。貯金して将来使ってあげてもいいし」と明かした。

「マジで行きますよ。本当に。左足を集中的に蹴りまくります。喧嘩なんてそんなもんですよ。汚いなんてない。ストリートファイターなんで！」と意気込んでいた。