【ズバリ!近況】巨人ドラフト1位の元投手・河原純一は愛媛に10年 5年前に年下女性と再婚していた

愛媛マンダリンパイレーツのみかん色のユニフォームで投げる河原純一さん【写真提供:愛媛マンダリンパイレーツ】
愛媛マンダリンパイレーツのみかん色のユニフォームで投げる河原純一さん【写真提供:愛媛マンダリンパイレーツ】

幼い子どもたちに野球を教えることも楽しい!

 現役引退後は、プロを目指す子たちに野球を教えることに携わってきたわけですが楽しいですよ。ただ、監督をした5年間の結論から言うと、自分が想像していた以上に独立リーグとNPBはレベルが違い過ぎました。NPBの選手なら当たり前のこと――たとえば、上手くなりたければ苦しい練習を、歯を食いしばって何度も反復するのは当たり前のことなのに、ウチの選手には耐えられない子が少なくない。時代的な特徴もあるのではないかと思います。今の10~20代の子たちはアプリをインストールするように、野球もクリックひとつでできるようになると考えているのかなぁ。僕はなるべく選手たちに合わせて接してきたつもりだったのですが、簡単ではなかったですね。

 これからはもっと勝てるチーム、プロ入りする選手が出るチームにするため、フロントと現場の調整役となってチームの役に立ちたいと思っています。僕の次の監督は未定ですが、僕がいるので新しい監督らはやりやすいと思いますよ! 愛媛県は、かつては野球が強く“野球王国”といわれた土地柄。県民のみなさんは野球を観る目が肥えています。その目に応えられるチームを作っていきたいです。

 1月まではシーズンオフなので、「河原純一 モアベースボールプロジェクト!!」という野球の普及活動に注力しています。選手と一緒に県内の幼稚園や保育園を訪問して、子どもたちが野球をしたり身体を動かしたりするお手伝いをしています。子どもの数が少ないうえ今はいろんなスポーツがあるので、そもそも野球をやる子が少なくなっています。野球に携わる者としては、野球をやる子を増やし裾野を広げることは大事。この活動を始めて6年目になりますが、継続していきたいです。

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