西島秀俊は脱いだらすごい! “恋人”内野聖陽「触るのは僕だけしか許されていない」
俳優の西島秀俊、内野聖陽がダブル主演を務める劇場版「きのう何食べた?」初日舞台あいさつが3日に都内で行われ、山本耕史、磯村勇斗、中江和仁監督が登壇。弁護士役で登場するチャンカワイが、初の映画イベントのMCを務めた。
紫綬褒章の内野聖陽も登壇
俳優の西島秀俊、内野聖陽がダブル主演を務める劇場版「きのう何食べた?」初日舞台あいさつが3日に都内で行われ、山本耕史、磯村勇斗、中江和仁監督が登壇。弁護士役で登場するチャンカワイが、初の映画イベントのMCを務めた。
冒頭で西島は「ようやく完成して、皆さんにこうやってお届けすることができて本当にうれしいです。ドラマシリーズからずっと本当に応援してきていただいて、こうやって直接皆さんとお会いできてお話できることが本当に本当にうれしいです」と感慨深い様子であいさつをした。
よしながふみによる同名漫画を、2019年に西島と内野のダブル主演でドラマ化し、翌年の元日には、正月スペシャルドラマも放送。今回の劇場版では、料理上手で几帳面な倹約家の弁護士・筧史朗ことシロさん(西島)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二ことケンジ(内野)の今後の人生を揺るがす物語を描く。
MCのチャンカワイから、「お互いのマル秘エピソード」について聞かれると、西島は恋人役の内野について「ケンジの役は白くて細くないといけないと言って、撮影前から(日焼け対策を)やっていたらしいんですけど、スタジオから控室まで5分ぐらい歩くんですけど、その間も日焼けしないように完全防備で。顔見えないから東宝でめちゃくちゃ有名になっていました。相当目立っていたと思いますよ」と暴露。内野は、「サングラス、おでこにターバンみたいのを巻いて。絶対に焼けないように。その下にはUVクリーム、手袋に日傘して歩いていた」と撮影時の苦労を明かした。
一方、内野はスイーツ好きの西島について、「『紫綬褒章おめでとうございます』とプレゼントを持って来てくださって。そのときに、口元に何かついてたんですよね……。『ドーナッツ食べたでしょ?』って言ったら、当たりでした」と明かし、笑いを誘った。
同作のPR中にもスイーツ好きが表れていたそうで、内野は「番組で巨大なモンブランが出てきて、収録中も食べていてペロッと完食していた」と暴露。続けて「密かに鍛えていらっしゃるので、スレンダーに見えて、触ると……触るのは僕だけしか許されていないですけど。シロさん脱いだらすごい! 想像してください」と劇中の恋人同士のような姿を見せた。
また、同作にちなみ、「おかわりしたいこと」をテーマにトークが繰り広げられ、西島は「連続ドラマのシーズン2やりたいですよ」と続編に意欲を示した。一方、内野は「食べ物かと思った。1番やっていたのが、サワークリームに明太子を入れてパンに付けたもの。おかわりしまくってました」と答え、周りに賛同を求めていた。
最後に内野は「こういう時代だからこそ、芽生える優しさとか思いやりとかが、いっぱい詰まった映画になったと思います。ここまで愛される作品になるとは思わなかったんですけど、ここまで皆さんが愛してくださって本当にうれしいです」と喜びを語った。西島は、「皆さんに応援していただいて、こうやってまた史朗と賢二に会えるっていう喜びが本当に大きくて感動したことを覚えています。撮影はいろいろあって大変だったんですけども、毎日毎日撮影が楽しくて幸せに撮影してました」と懐かしそうに振り返り、「この映画は、シロさんの料理のようにすごく愛情たっぷりの映画です。フレンチとか、そういう料理じゃなくて、家庭料理のような毎日食べる本当においしくてあったかい料理のような映画です。ぜひ、毎日のご飯のように何度もこの映画を鑑賞しに来てください」と呼び掛けた。